【つまみ食いレビュー】成均館スキャンダル 9話【ネタバレあり】
My Favorite Scene in LESSON 9
TITLE「青春グラフィティ@成均館」
これぞ「THE・青春のひとコマ」ってやつじゃないですか?
見てのとおり、このショットはカメラに向かって全員でのぞき込むようなアングルで撮影しているんですが、この状態で演技するの結構大変だったと思いますw
官軍のことでムシャクシャしてたところに酒場で官軍と居合わせた花の四人衆。
ちょっとばかりいたずら心が湧いておっさんたちを締め上げちゃいました。おっさんたち、とばっちりもいいところですがご愁傷様です。
ソンジュン、ぶつくさ言って乗り気じゃないと思ったら、おっさんの頬に「盗賊」と筆で書いちゃうという。
なんだよー、結構ノリノリじゃんかよーw
するとヨンハも乗ってきて「火事だーーー!」
みんな一斉に逃げ出し。
ここのユチョン、めっちゃ笑ってて完全に素に戻ってますねw
いかにも「青春ドラマ」って感じです。いやー、みんな可愛いいいい!
生まれも党派も違う(実は性別も違うw)、そのままの人生を送っていたらきっと出会うこともなかったであろう4人が(ジェシンとヨンハは10年来の親友という設定ですが)、だんだん気を許しあい仲間になりつつある…そんな変化がとても魅力的に表現されているシーンだと思います。
だいぶすっきりして笑いながら街に繰り出す4人衆。このへんもすごくいいショット!
だいたいヨンハはジェシンと肩組んでることが多いですが、ここではユニ(ユンシク)とペアになってるのが新鮮で可愛いの。
なんだか兄弟みたいw
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話は戻って、前回のシリアスなシーンからスタート。
ソンジュンから大金を借りていたことを知って憤慨するユニ。
借金もショックだけど、それを話してくれてなかったことが堪えてるようで。
話してくれてさえいれば受け取らなかったのに、と。
それを聞いて「そんなのは子どもみたいで愚かなことだ」とソンジュン。
対してユニの台詞がいいんですよ。
そういう愚かさを人は自尊心と呼ぶんだ
分かるか?
自分は死んだってその自尊心を守りたいと思ってるくせに
どうして僕にはなくてもいいと思うんだ?
とにかく…僕に同情したのか?
今まで君にとって僕は無力で貧しくて、哀れな人間で
だから誰かが手を差し出せば有り難く受け取るだろうって…
そうなんだろう?
「愚かさを自尊心と呼ぶ」って深い表現ですね。
ソンジュンにとっては自尊心とは正しさを担保するもの…たぶんそんな認識だったでしょうから、ユニの視点にハッとさせられたかもしれません。
さらにインスのほうがまだマシ、いや、ソンジュンのほうがもっと悪い、とまで言われてしまいました、あっちはまだ自分が悪人という自覚があるから、と。
これは、かなりダメージ度高い発言。
インスなんてソンジュンからすればかなり軽蔑の対象みたいな存在であるはずで、なのにそいつらより悪いとは…なかなか厳しいパンチを繰り出しますなー、ユニたん!
でもね、ユニがここまで厳しく当たるのも自尊心云々のことだけじゃないと私は思うんですよね。
この前段階として、貧富の差のことでインスたちにあれこれ揶揄されてるわけじゃないですか。
そこへ借金の件がバレて、それで抗議しに家に行ったらソンジュンちはでっかいお屋敷で、そこにはヒョウンもいて、なんだ、お金持ちの坊ちゃんとお嬢さんはふたりして休暇の日に家で会うような仲にまでなってたんだ…みたいになったんじゃないかなーと。
ユニは祝勝会のときのことで、自分のソンジュンへの感情が恋愛モードになりかけているのにたぶん気付いているような気がするんですよ。
だからまあ、はっきり「失恋」とまではいかないけど、改めて自分と違う世界の人だというのを思い知らされて、怒りと同時にやるせなさもあったのかなと見ました。
ソンジュンも誰かにここまで言われたことなかっただろうて、もうこの表情っすよ…うう、まあ今回は分が悪いですね…。
スンドルが様子見に来るんだけど、部屋に入りづらくて足を何度も入れたり出したりしてるところ好きですw
ユニはユニで貸本屋に戻って副業(バイト)受付中なんだけど、貸本屋の主人も腫れ物に触るみたいな態度でこちらも面白いw
でも、この筆写のバイト興味深いです。当時もほんとうにあったのか?
原作にも書かれてますけど、成均館の学生が書いたというだけでお金になるような文書がいろいろあったらしくて。
新郎が新婦に贈る書状(求婚書)、祭祀の祝詞、そして恋文の代筆と。
ユニはいつもはこの恋文の代筆を嫌がってましたが、今回は借金のこともあって自棄になったのか「お金になるならなんでもする」と承諾。
てか、それヒョウンがソンジュン宛にって頼んだものじゃ…うああああ。
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たくさん請け負ってきたバイトの仕事を持っておうちに帰ってきたユニ。
寂れた家屋で夜遅くまで家事をして立ち働くママの姿を見て、ユニはただいまも言う前に抱き着いて涙を浮かべます…。
借金のこと、インスたちに馬鹿にされたこと、昼間見たソンジュンやヒョウンのこと…いろんなものがこみ上げてきたんでしょうか。
そんなユニにあれこれ問い質すこともなく静かに抱きしめるママ。
うわーん、ここ泣いてまうわー…(´;ω;`)
このユニママの女優さんもいいんですよねー、キム・ミギョンさん。
韓国ドラマで母親役といえば何人かいらっしゃいますが、この方も有名。
「82年生まれ、キム・ジヨン」でも主人公の母親役で素晴らしい演技をされているそうです。
監督さんは、ユニママをはじめソンジュンパパや先生を演じている役者さんたちが若い俳優たちのメンターになってくれてとても助かったと言ってました。
こういうところが垣間見えるのもこのドラマの良さでもあります。
久々の女子仕様のユニ。やっぱり可愛いいいいい!!!
ソンジュンが最初からこの姿で会ってたら科挙を受けろとか言ってないよね、「俺んとこ、こないか?(by 氣志團)」って言ってたよ、たぶんね、うん。
さてさて、帰宅日の夜はそれぞれのおうちの様子が描かれます。
まずはジェシンの自宅。
こちらも立派なお屋敷で。まあ、なんだかんだ言うてやっぱり先輩もええとこのボンボンなんですわね。
でもジェシンは老論の言いなりになっている(ように見える)父親に不満があって仲がうまくいってません。
そしてソンジュンパパだけでなくジェシンパパまでキム・ユンシクにはあまり近づくなと忠告。
ここで自分の兄とユニの父親が昔関わっていたことが発覚します。
ここらあたりで、ちょいちょい今まで出てきていた「金縢之詞(クムドゥンジサ)」関連の話がサイドストーリーとして浮かび上がってきますが、詳細はもっと後の話で出てきますのでその時にでもw
ところでこの自宅のシーンも含め、全話とおしてジェシンの母親ってドラマでは全然出てこないんですけど、原作ではジェシンママもすごく味のある良いキャラなんですよ。
やっぱりママたちはいつか別途取り上げないといかんねw
次はソンジュン。
パパからヒョウンのことで結婚するよう言われてます、あのお姫様だっこの責任取れだと。
ほーら、やっぱり言わんこっちゃない💢
当然ながらソンジュンは弁明しようとするけど後の祭りですよ。
親父連中もあの場では「今どきの若いもんは…」てな感じで誤魔化してたものの、それでおさまるはずないじゃんね。
成均館も退学してさっさと大科(官僚になる試験)の準備でもしなさい、とな。はーもう!(拳に息を吹きかけてます)
そしてユニ。
ママに市場で買った簪をプレゼントしながら、こんな簪ひとつくれなかったお父さんのどこがよかったの、後悔してないのか、と尋ねます。
ユニのママは老論の家柄だったのに南人のパパと結婚したという設定なんですよね。
実家を捨てるような形で嫁いできて、親戚とも縁を切られ、なのでパパ亡きあと経済的に苦しくなっても援助の手が差し伸べられずユニたちも苦労しているわけですが。
ママは「毎日後悔している」と答えます。
成均館に娘を送り出すような、だめな母親にならずにすんだのに、と。
こういう台詞回し、ほんとうにいいなーと感心します。「そんなことない、後悔なんてしてないわ」とかいう普通の返しをしないんですよね。
この母と娘のショットも大好き。
ユンシクも成均館での生活を心配しますが、ユニは薬を作りながら「姉さん、もっと頑張るからね」と笑顔を見せます。
いろんな現実を突きつけられたものの、あとには戻れない。
とにかく無事に成均館を卒業してユンシクの名を汚さないこと。
それが自分の何よりの優先事項だと、そう心に決めたようなユニがいじらしい…。
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そして翌日、それぞれ学校に戻ってきます。
余計なものを持ち込むんじゃないと言われているのに、裕福なお坊ちゃんたちはそれぞれ自慢の品を見せ合いっこ。
ヨンハはド派手な装飾を施した紫禁城のミニチュアを持ち込んでました。今でいうとヨンハはフィギュア好き?w
ここで「去年の夏、朴趾源(パク・チウォン)先生と一緒に清の燕京(現在の北京)に行ったときに注文した品」云々と説明してるんですが、この人物は実在の実学者だそうです。
両班でありながら官職に就かず両班社会を批判した学者として有名とのこと。
そんな人と一緒に旅行するってヨンハはどういうコネクションの持ち主?
一方ジェシンも成均館に戻ってきてますが、とにかく兄の死の真相のことについて聞きたくてユニを探し回ってます。
もしかしてユニはユニで父親の死の謎を解きたいがために危険を冒して成均館に入ったのでは?と。
そんなところへ宿舎にはなにやら怪しい人影が…。
そして、ユニも成均館に戻ってきました。そこでソンジュンとばったり。
そのまま通り過ぎようとするとソンジュンが腕を掴むんですが、こういうのが萌える~!
このすれ違い様に腕を掴むパターン、11話にも出てくるんですが、そこはまた最高に萌えどころなのでお楽しみに、てか私が楽しみですw
昨日の今日で気まずくなるかと思いきや、うって変わって笑顔のユニ。
お金はゆっくりでも必ず返す、今までありがとう、なんて今生の別れみたいなこと言うもんだから、ソンジュンも当惑しちゃって。
はーい、そこへやってきましたイジワル掌議組!しかもインスときたら「よう、義弟よ」って…。
その言葉にユニも反応しちゃうし、ヒョウンに気があるビョンチュンも動揺w
そんなところへ成均館で盗難騒ぎが発覚。
学生たちの私物やお金がありません。ヨンハの紫禁城もなくなってました。他には薬房の薬まで。
ここね、曲がりなりにも国家を担う官僚の養成学校で、そんな給食費とか上靴が盗まれた的なネタはちょっとちゃちくね?…って実は最初ちょっと思ったんですが…違うんですよ。
これは、王様(正祖)の治世のなかでも重要な政策である「辛亥通共(シネトンゴン)」に繋がる大事なエピソードなんですわ!
商人や平民以下の身分であっても財をなし裕福な人々
両班ではあっても没落して経済的に困窮している人々
といったように、この時代は身分制度も従来からの内情が変化している頃で。まさにユニなんかは後者ですね。
その背景には商人たちの台頭、さらにそのバックについてる両班の存在がありまして問題化していました。
前回から平民の人々の暮らしをちょいちょい入れてきているのはその下準備ではないのかなと私は見てますが。
この苦労した改革の史実に、ドラマでは成均館の定例試験である「旬頭殿講(スンドゥジョンガン)」を絡めて物語を進めていきます。
これはなかなか難しい脚色で攻めるというか、脚本家の腕の見せ所になってるなーと思いました。
薬が売られた際に「キム・ユンシク」の身分証を落としていったということでユニに疑いの目が。
ソンジュンは病気の弟のための薬を売るわけないと、助け舟を出すつもりでユニの自宅を調べたらいいと言うんですが…ユニにとってはそれはまずい提案なんだな、これが!
家に人が来るなんてとんでもない、本物のユンシクをどうやって誤魔化したらいいのか、自分が女だとバレてしまうかもしれないし。
その辺の事情をわかっているジェシンやチョン博士はもちろんその案をとても強く推奨できず。
ヨンハはこんなときまで自宅を見せたがらないなんて何か秘密がある、とまたも疑惑の目w
かといってユニはひとりで講堂で恋文代筆のバイト中だったのでアリバイもなし。まー、うまいこと不利な条件ばかり。
とりあえずユニが「有罪派」と「無罪派」に分かれて、それぞれその証明をすることが試験問題となりました。
猶予は2日間、その間だけ漢城府(ハンソンブ:行政・司法を担当する官庁)の「権知(クォンジ)」という実習生に任命して事件を捜査する権限まで与えるというから、すごいですね。王様やりたい放題だなw
まあ、なんだかんだでいつものメンバーがユニ無罪側につくわけですが、ソンジュンがユニに結構きつい質問責めをするのでジェシンはイライラ。本当に味方かよ?と。
ヨンハはまあまあ仲よくしようぜ、とマイペースw
しかし…またここでソンジュンの「落として上げるテクニック」の変化球が登場ですよ。
このあと尊経閣で会った時に「僕を疑っているんだろう?」とユニが尋ねるとあっさり「初めから疑ってなんかない」だって。
自分の質問程度で傷ついているようではこの先やっていけない、漢城府にも味方はいないぞ、とユニに覚悟を持たせるためあえて厳しく接したようで。
我が子を千尋の谷に落とすライオンじゃないんだからさあ…まったくw
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翌日、官服(権知の制服)を着て漢城府に向かうソンジュン、ユニ、ジェシン。
生まれも育ちも商人の町である雲従街のヨンハは自分なりのルートで捜索すると宣言。
くるくる~っとターンして現れるヨンハの登場はいつも華やか!
官服なんて個性も趣向もなにもない服着てたら良い政策なんて浮かばない
うちの近所ではこう言われてる
漢城府の役人より家の裏の犬のほうを信じろって
このへんのヨンハの台詞は落語の口上みたいで楽しいですw
私はこの官服姿も好きなんですけど、ジェシンはそれすら着崩してるのがキャラ設定守ってるなあ…w
あと、官服姿のユニたちに平民たちがお辞儀をしてるんですが、役人の服を着ただけでも委縮するような権威があることを表現してて細かい演出に感心しました。
そしてユニは市場で不審な少年を発見します。
言っていいですか?
こいつが犯人です。
知ったところで問題ありませんw
大事なのはユニチーム(無罪派)と掌議チーム(有罪派)、どっちが先に彼の所在を突き止めて味方につけるか、です。
で、この不審な少年ですが…
「屋根部屋のプリンス」のソン・マンボ役だったイ・ミンホ(ミノ)くんですよ!(現在はイ・テリと改名されたようです)
世子様とマンボはすでにここで出会っていたんですなw
この留置場のシーンが好きですw
あと「太陽を抱く月」の陽明君(少年期)役でも知られているでしょうか。
このとき17歳、でも子役出身ということで演技力はバッチリです。
少年は市場でも窃盗の常習犯のようで、現場を目撃されてユニたちがいる方へ逃げてきます。
ぶつかりそうになったユニを助けるジェシン。間に合わなかったソンジュン。
この構図もいいわー!
まるで抱き合っているみたいなふたりを複雑な顔で見ているソンジュンがちょっと可哀相。
やっぱり女の子だってわかってるアドバンテージがあるんですかね、先輩のほうがタッチの差で早かったw
ジェシンは少年を追いかけ、残されてちょっと気まずい空気が流れたソンジュンとユニは気を取り直して漢城府に向かいます。
でも、ソンジュンの忠告どおり役人たちは全然協力してくれません。
ここの役人がパク・チョルミンさん!特別出演だそうで。
「ベートーヴェン・ウイルス」のトランペットのおじさんです!
時代劇だと「イニョプの道」にも出てました。「イニョプの道」は屋根プリのセナお姉ちゃんが主役のドラマです。こうして繋がりが広がっていく…韓ドラあるあるw
このいいかげんで不誠実な役人は17・18話でもキーパーソンとして出てきます。
そして少年を追いかけるジェシンはヨンハと偶然合流。
こんなところで会えるなんて、やっぱり俺たちは運命で結ばれている~なんて呑気に喜ぶヨンハに、お前のせいで少年を見失ったとお怒りのジェシン。
このへんのヨンハとジェシンのやりとりもめちゃ楽しいですw
合流したのはどうも闇市のようなところで。
こここそが今回の盗難事件の鍵を握る場所なんですね。
この頃、都では国が許可した特定商人だけが商売をしてよいという専売特許を与えられているため、その特権がない貧しい人々が闇市を開いているわけです。
その特権(を定めた法律)が「禁乱廛権(クムナンジョングォン)」と呼ばれてました。
これ、ちょっと面白いのですが、なんとなく「禁乱 / 廛権」と分けて読みたくなるじゃないですか。
でも意味的には「禁 / 乱廛 / 権」で、乱廛とは許可を得ないで商売をしているお店を差してるんだとか。
その闇市に官軍がやってきて商売人たちを連行していくのですが、ほとんど乱暴狼藉に近い有様で。
ユニは抗議しますが、官軍を率いた漢城府の役人はそういう法律だからの一点張り。
ソンジュンも官軍の横暴を目の当たりにして複雑な顔です。
さらにそれを見守る王様とチョン先生。
王様は今回の試験の本当の狙いを「不条理な世に対する怒り、腐った世でひとりではどうすることもできない無力な自分に対する怒りを学ばせたい」と言うのですが…。
まあこれは自分にも向けた言葉なんでしょうね、王様は。
そんな王様にはさらにユニたちに託したい遠大な野望があるのです。そのための一歩としてこの「禁乱廛権」に手をつけたい。
ユニたちを関わらせたことが吉と出るか凶と出るか。チョン先生はいろいろ心配です。
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そして、4人は作戦会議。
貸本屋の秘密の地下部屋はすっかりこういうのに利用されるようにw
特定商人たちと老論が癒着してどちらも私腹を肥やしているという構図を知った4人。
その中のソン・ヨンテという大商人の蔵にある取引帳簿に犯人の名前が書いてあるとヨンハから捜査報告。
夜に宴会が行われるので、それに乗じて盗み出そうという作戦。
自分の問題だからここからはひとりでやるとユニは言いますが、当然ジェシンが大反対です。女の子を危険な目に合わせられませんからねw
結局、ヨンハとソンジュンが潜入することに。
しかし、残ったふたりは蔵泥棒が出たということで官軍が宴会場に向かっているのに出くわします。これはインスの策略ですよ。
さすがにジェシンも慌てます。自分が足止め役となり、このことを知らせるよう宴会場にユニを向かわせます。
ユニは大商人の屋敷まで来ますが、門番が特定商人以外は立ち入り禁止だと妨害して立往生。
そこへ牡丹閣の一行が…。宴会の席に呼ばれていたようです。
屋敷の中では宴席にヨンハ、蔵の中でソンジュンが帳簿を物色中。
と、首尾よく帳簿を見つけたところへ蔵の戸をがたがたと開ける音が。
警戒するソンジュンの前に現れたのは…
はい、誰でしょう?
コソ泥の犯人はすぐにバラしたくせに…よいではないか、よいではないか(悪代官の台詞)
ここは今ちょうど「甲子園決勝戦9回裏ツーアウト満塁」のターンなんでね。
今、私はネクストバッターズサークルでバットをブンブン振り回している状態です。
次回、萌えのホームランかっとばしていきますからよろしく!