My Favorite Scene in LESSON 11
TITLE「at the library」
11話は見どころ満載ではあるんですが、私の心はほぼこのあたりに持っていかれた感があります。
それくらい大大大好きなくだりです、尊経閣(ソンギョンガク)のふたりのシーン。
そもそも尊経閣のシーンって基本的にいいのが多いんですよ!
セット自体が素晴らしくて、光の入り方なんかもすごく雰囲気があって…。
この成均館の図書館である尊経閣、要所要所でかなり重要 & 萌えるシーンで出てくる場所で、もはや私は尊経閣ラブ💕の域にきてます。
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11話の尊経閣のシーンは旬頭殿講が終わった後、インスからソンジュンがいろいろ皮肉られるところから始まり。
お前のしたことは老論のトップである父親を裏切るようなもの
こんなことで世の中が変えられると思ってるのか
などと、世間知らずの青二才的なことを言われてソンジュンの心も揺れます。
そのあたりの会話をこっそり聞いていたユニ。
「それでも立派だったよ、イ・ソンジュン。そのあとがどうなろうと、よくやったことはやっただろう?」と励まします。
この言葉にはソンジュンも思わず笑顔に。ふたりして久々のいい雰囲気〜!
5話のソンジュンの「青年の主張」のシーンが序盤のポイントなら、11話のユニのこのあたりからの台詞群は中盤のポイントですね。
ドラマの流れ的に強調したい、主張したいところな感じ。
始まりは思いがけないきっかけだったけど、今のユニにとって成均館の日々はかけがえないものになっていて。
自分がここを卒業したとしても女の身で官職に就けるわけもなく、ここにいるみんなとも一緒にいられるわけもなく…。
ユニにはそういうことがわかっているわけですから、その思いもひとしおで。
僕は、今のこの時間をいつまでも覚えておくつもりだよ
そのうち僕たちが成均館を出て、一緒にいられなくなっても
それでも覚えておかないと
今、僕たちが抱いている悩み
今、僕たちが感じている不安、嬉しかった瞬間…
うーん、テンポがよくて聞かせますなあ。
ミニョンちゃんの言い方の上手さもあって、原語だとより語感の良さがわかると思います、「今、僕たちが~」のあたりが特に。
しかし、このじんとくるシーンの後のくだりがね!よく見てくださいね、奥さん!!
それに、いつでも一緒だった…
(え…もしかして…)
同級生のみんなも!
(……なんだ)
봤어?봤어?
見ましたあああ!?
自分の名前が出るかと思ってじわっと期待した顔からしょぼん…とする顔の変化が最高です!
もちろんユニに他意はないんですが、ここはユニの鈍感力が発揮されちゃいましたねw
あー、ほんと可愛い。
君は今、人がまさに (´・ω・`) ←こういう顔になる瞬間をリアルで目撃してるぞw
こういう些細な表情の変化がほんとうに上手なんですよね、ユチョン。
ソンジュンはそんなに表情豊かな役柄ではないので、こういう細やかな演技を要求されるシーンが多いんですが、ちょっとした目線や唇の動きとかで感情を絶妙に表現するんですよ。
これで初主演だったとは…いやー、素直に感心しちゃいます、うん。
さらに続けるユニ。
だから、覚えていてくれないか?
いつか今日みたいに辛い決断をしなければならない日が来たら、一度だけでも
自分自身よりもっとイ・ソンジュンを信じた誰かがいたってことを…
くーーー、感動的にいいセリフです。
かつてはソンジュンに対して「偉そうこと言うな、ぶっ殺したくなる」なんて言っていたユニたんでしたがw(5話参照)
大射礼をはじめ様々なイベントや一緒に過ごす時間を経て、彼の立場や苦悩も理解できるようになったんですよね、ううう。
その理解はやがて叶わぬ淡い恋心に変わりつつありましたが、それは自分の中に閉まってソンジュンへの気持ちを伝えたユニ…わーん、いじらしいじゃないですか。
思いの丈を打ち明けてユニは満足げに立ち去ろうとしますが、ソンジュンは手をつかんで…
싫다(嫌だ)
あ、いかん、呼吸止まってた(息しなさい)
マジでこの一撃で殺される。
すごいわ、このすれ違いざまの「嫌だ」の威力。
恐縮ですが、ここからの台詞は拙訳で一字一句全身全霊で表記させていただきます。
いつまでも、こうして今みたいに僕のそばにいてくれ
両目をしっかり開けてよく見ててくれ
僕が最後までまっすぐに進んで行けるか
そうすれば、僕も君を見ながら今日のことを覚えていられるから
だから、キム・ユンシク
君はこれからもこうして…僕のそばにいるんだ
以上、漢陽からお越しのイ・ソンジュンさんのプロポーズの言葉でした…!
ん?いや、これプロポーズだよね?違うの?
どっからどう見てもプロポーズにしか聞こえないんですが???
完全にソンジュンの「Lifetime Respect」じゃん!一生一緒にいてくれや、って言ってるじゃん!
てか、後半の話でもソンジュンは何回かプロポーズもどきの台詞をぶちかましてくるので、これは101回目ならぬ「第1回目のプロポーズ」か?
いや~、思わず私が「はい」って言いそうになったわよ(お前じゃない)
OSTの「그대를 그리다」もね、またここで盛り上げてくれるんだわ~。もう絶妙なタイミングでこのサビがボリュームアップですよ。
くりうぉ~くりうぉ~ まめも~んい とぅ~ろど~♬(私が大熱唱)
そして、なによりこの一連のセリフを言っているときのユニを見つめるソンジュンの表情ね…!
もう友人に向ける顔じゃないですわ(断言)
ここね、この視線の先にいるのが自分だと妄想しながら観るとちょっとやばいくらい入り込みますよ、ひとりVR体験。(え…?そんな視聴のしかたはしない…?)
「側にいるんだぞ」のところの低めのささやくような声もたまらん。このシーンだけでもヘッドフォンで聴くのを推奨します。
てか、このへんのソンジュン(ユチョン)のビジュアルがもう素敵すぎる。
監督さんが推奨する右側からのショットだけあって永遠に見ていられるレベル。
ユニもそりゃ瞳うるうるもしますて。
私も(画面を凝視しすぎて)うるうるだよ。(それは単なるドライアイ…)
「ずっとそばにいる」なんてことは無理だとわかってても、ここまで言ってくれたことがどれだけ嬉しかったか。
はー、ほんと興奮しすぎて酸素吸入器がいるわ(だから息しなさいよ)
私、夢中になるとたまに息止めてるんですよねw
あと、なぜか正座してたりとか。
たっぷり萌え散らかしたところで…さーて、ここでこのシーンは終わりかしら…と呼吸を整えていると。
ソンジュン、やっちまいました。
またうっかりユニたんの魅惑の唇に意識がいってしまいますw
突如、動揺するソンジュン、そして無言で立ち去る不審な行動w
あれ?さっきまでいい雰囲気だったのに、なんだ?ってユニも思うよねえ、そりゃ。
困惑したまま残っていると、なんとソンジュンまた戻ってきました!
何事かという様子でユニに向かうと
キム・ユンシク
他のことは全部我慢するが
二度と…二度と絶対に
女性の服は着るな
…お願いだ
「다시는(二度と)」を二度も言ったよ、この人w
しかも「절데로(絶対に)」までつけて!
そのくせ「絶対に着るな」とここまでは命令口調なのに、最後に「부탁이다(お願いだ)」って頼み込みモード。
強気なんだか弱気なんだかよくわからないw
そして、今度こそ立ち去っていくソンジュンですが、ユニも何が何だかって感じで苦笑い。
女性なのに「二度と女性の服を着るな」だなんて、もうユニは呆れるような切ないような、複雑な気持ちだったでしょうに…。
そして、外に出たソンジュンはというと
キム・ユンシクは同室生…キム・ユンシクは同室生…
なんか唱え始めましたwww
いやあ、もう最高だな!!!
女装さえしなければ平気でいられる、またいつものどおりの感情に落ち着くとソンジュンは思ってるようですが…甘い!甘いなー!w
ここからソンジュンがいろいろバグってくるんですが、シリアスとコミカルのバランスがまた絶妙でねー。
ここのシークエンス、台詞・演出・演技、すべて私のなかではスタオベもんでした。
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さて、たっぷり萌え倒したので、前回からの続きといきますかね。
無事にソンジュンも間に合い、ポクスも自首しに来てくれたおかげでユニの無罪も証明されました。
ユニが提案したポクスへの罰は、成均館の書吏(ソリ)にして二度とこのような事件が起こらないようさせる、というもの。
これを受けて王様は「それだけでは軽い、この者たちが今のような心がけを失わないよう見張るように」と。
なんとも最後は大岡裁きみたいな大団円。これにて一件落着。
果たして無罪チームは可(合格)、有罪チームは不通(不合格)に。
「不合格になって嬉しいなんて俺って変だよな」って言うドヒョン、この人もナイスなキャラだよね~!憎めないキャラとはこのことw
ソンジュンが「本当の真犯人はここにいる」と言って渡した裏帳簿を手にして「次は自分が問題を解決する番だ」と王様。
いよいよ禁乱廛権(クムナンジョングォン)に手を付ける気です。
これには老論派の反発も必至…と思いきや、ソンジュンパパはあっさり賛成に回ります。
もちろん改心したわけではなく、平民を味方につけたほうが後々得策という計算あってのこと。
なんだかもやっとしたものも残りますが、ついに禁乱廛権の廃止が決定が下されました。
これで、届け出をすれば誰でも商売ができるという法律が施行されます。
これが正祖が行った商業政策、辛亥通共(シネトンゴン)です。「辛亥」は干支のことで、西暦で言うと1791年の出来事。
フランス革命が1789年ですから、世界の大きな流れとしても特権階級中心の社会に対する改革の時期だったのかもしれないですね。
史実としては「蔡済恭(チェ・ジェゴン)」という人の発案で行われた政策でした。
このドラマでは他の親父キャラたちに比べて影が薄いけど、このおじさんですw
実在の人物で、ちなみに南人派。今でいう総理大臣みたいな立場の人です。
辛亥通共はドラマ「イ・サン」でも描かれてて、当然チェ・ジェゴンももう少し扱いが大きいですw
かくして、「辛亥通共」「旬頭殿講」「ソンジュンと女装ユニの対面」という三大要素を絶妙に絡めたエピソードが終了。
いやー、これは脚本家さんにも拍手ですわ。
一方インスは、チョン博士に今回の事件を仕組んだことがバレてました。
まったく反省の色を見せないインスに、自ら罪を悔いる機会を与えたのに…と先生もお怒りです。
さらに辛亥通共も実現してしまい、インスの面子は丸つぶれ。
この恨みが杖打(チャンチギ)大会にまで影響するのですが、それはまた次回のお話で。
ソンジュンはというと、パパが辛亥通共に協力してくれたことに礼を言います。
そして「これからも変わらず父上に従って生きていっていいのだと示してくれたことが何より嬉しい」と。
やっぱりソンジュンにとってパパは自分が目指すべき理想の対象であってほしいんだよね。
この言葉にパパはちょっと居心地が悪そうです…。
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試験も無事に終わり、普段の学園生活が戻ってきた成均館。
夜も更けて中二房ではユニとソンジュンが赤壁書が書いた訴状を読んでます。成均館の学生って噂だけど~なんて話をしつつ。
ふたりとも寝間着姿が妙に艶めかしいのw
この寝間着(夜着)もユニは木綿っぽいのに、ソンジュンはシルクっぽくて地紋もあって高価そうなのよね。
こんなところにもちゃんと気を配っている衣装さん、素晴らしい!
一緒に読んでいるうちに指も触れちゃってドキドキするソンジュンw
コロ先輩遅いなーなんて誤魔化していると、ちょうど先輩がお帰りに。
そして当然のように真ん中に寝ますw
あれだけ自分(老論)の隣で寝たくないと言っておきながら、コロコロ変わるコロ先輩(ダジャレではない)にソンジュンが居住まいを正して何を言うかと思えば
今日こそ申し上げます
なぜ寝場所を何度も変えるのですか
理由をお聞かせください
どう考えても非効率的で非合理的です
しょうもないと言えばしょうもないことなんですが、中二房的には大問題のようでw
まあジェシンとしては女の子であるユニをソンジュンの横に置いとけないので(自分はいいのか?)守っているつもりなんでしょうが…w
ほっておくとあの寝相の悪さで、またこのあいだみたいにソンジュンにくっついちゃうかもしれないし…。
それはなんとしても阻止しなければならないのでジェシンも頑として聞き入れません。
どこに寝ようと俺の寝場所だ、とジャイアンみたいなこと言います。
するとソンジュンから「キム・ユンシクにも意見を求めましょう」と無茶ぶりされたユニ。
えーと、えーと、って詰まっているうちに癖なのか、唇を触り始めて…
それを見たソンジュン ⇒ 生唾
それを見たジェシン ⇒ しゃっくり
野郎ども即効でノックダウンですよwww
とりあえずふたりとも見過ぎ!視線が怖い!w
自分から言い出しといて「もういい、やめろ、今夜はもう遅いから寝よう」ってソンジュンひどいなーもうw
結局その夜もジェシンはソンジュンの隣で寝るのでした…。
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後日、宮殿に参内した4人。
さすがのヨリム先輩も宮中とあっては官服を着るんですね、とユニはからかいますが…
ターンして
じゃーん!ヨンハのおしゃれさん!
普通に着るなんてプライドが許さないよねw
ドヤ顔で「俺はク・ヨンハだぞ?」の決め台詞もばっちり。
このあたり、ほんとヨンハのキャラクターをうまく表現してて好き!
ここらへんもちょっとカットシーンがあって、女官たちが四人衆を見てステキ~と目がハートになってるシーンがありますw
ふー、イケメン揃いだわ、確かに。
王様に謁見して4人が「망극하옵니다 전하」って言ってるシーン、私ここが妙に好きなんですよね。
特にジェシンがちゃんと髷も結って正装して、きちんと最上級の敬語を使ってるのがなんかツボで。
これも一種のギャップ萌えでしょうかねw
そして、一人ずつ試験合格の褒美が与えられます。
ヨンハには当然、あの紫禁城のミニチュアw
手元にようやく戻ってきました。
ジェシンには亡くなったお兄さんの小科の答案を。
あまりの素晴らしさに取っておいたそうな。
ソンジュンには羅針盤。
これからも羅針盤のように道を誤らず柔軟であれとの教えのようです。
そしてユニ。
ひときわ大きなそれは、パズルのような木製の玩具。
ここでようやくユニパパの真実が。
実はユニの父親は成均館の博士で、王様にとっても大事な家臣のひとりだったと。
木製のパズルはパパ手作りの形見なのでした。
思いもかけなかった話にユニもびっくり。
この設定はドラマオリジナルなんですけど、ここに史実である思悼世子(正祖の父親)の名誉回復、遷都の計画など王様の悲願にも絡み合ってきます。
その悲願のためにユニたちの力を借りたい王様。
チョン博士はユニの秘密を知ってるのもあり反対していましたが、ここにきて心境にも変化が?
衝撃的な話にユニはなぜママが話してくれなかったのかと困惑します。
ジェシンが「(母上も)悩まれたのだろう」と言うのですが、私、ここでキュンとなりましたw
あら、ちゃんとこういうところでは敬語を使うのねー!と。
宮殿のシーンもそうだったけど、ジェシンは普段の口調がぞんざいなのできれいな言葉や敬語を使われるとなんか反応しちゃいますw
父親の顔もうろ覚えのユニは「お父さんはどんな人だったんだろう」とポツリ。
ジェシンはユニの足元のほどけたリボンを結びながら
何を言ってるんだ
もちろん良い方だったに決まってる
”父伝子伝”、知らないのか?
いやもう、ここのジェシン最高じゃね?
「부전자전(父伝子伝)」は「蛙の子は蛙」みたいな意味なんですけど、こんなふうにさらっと教養があるところを見せつつ、かがんでリボンも結んであげて、優しく励ますという…もう完璧な騎士(ナイト)ですよ、騎士。
余談ですが、韓ドラってこの「男性が女性にかがんで何かする」(靴を履かせるとか、靴紐を結ぶとか)というシーンを結構見るけど、この騎士風味が好きなのかしら?w
これにはユニもやっぱり感激したようで「先輩のコロ(暴れ馬)というあだ名は全然似合いませんね」と言って礼を言うユニ。
そういってラブリーなスマイルを向けるのですが…
ほーらほら、しゃっくり出てきたよw
ユニたん、罪なことするわー。
この後、「先輩、実は赤壁書でしょー?」「あっ!しゃっくり止まったー!」なんてジェシンをからかってキャッキャウフフなふたりw
そして、お約束のようにその現場をソンジュンが目撃します。
ソンジュンは踵を返して
キムユンシクは同室生…キムユンシクは同室生…
また唱えてるwww!!!
そのまま中二房に戻るも、ついにはユニの幻覚幻聴まで!かなり末期ですw
そこへヨンハが部屋に。
試験合格の褒美として特別に休暇が与えられた4人、ヨンハは美女と一緒に舟遊びでもとソンジュンを誘ってたのですが、当然ながら興味なしと一旦断られます。
しかし懲りずにまた誘おうと部屋にやってきてんだけど、様子のおかしいソンジュンを見て駆け寄って
おい、その顔はどうした?
ここ、ユチョンが笑ってしまって何度もNGシーン出すんですが、めちゃ楽しいです。
ソン・ジュンギの演技や顔をいじられてるのがおかしいらしくてw
そこへジェシンとユニも戻ってきますが、まだイチャついてるふたりにソンジュンはイライラ。
気にしてないように見えて本が逆さまですw
ヨンハもこのおかしな雰囲気の三角関係にピンときたようで。
一時期、テムルのことをもしかして女じゃないかと疑ってたんだ
でもそんなことはやめたよ
なんでかって?
もっと気になることができたんでね
そういってニヤニヤ。
もっと気になることっていうのは…まあ、なんとなくわかりますねw
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そしてソンジュンはいよいよ追い詰められた感が出てきました。
懊悩が偲ばれる後ろ姿…w
舟遊びを断ったときにヨンハに言われた「もしかして男が好きなのか?」という言葉が脳裏に浮かんで「いやいや、まさか…」って感じで頭までふっちゃってますが…w
またも、しつこく出しますが私の男装女子もののチェックポイント
①ヒロインが着替え、または入浴などで変身する過程を見せる
②女装に戻ったヒロインの姿にときめく
③男を好きになってしまったと相手役が勘違いして悶々とする
その③の部分がここらへんからアクセルかかってきますよ!!
8話の占い師の予言?どおり、ユニの女性の姿を見たことで今までとは違う意識が芽生えてしまったソンジュン。
ただし、ここでややこしいのはあくまでソンジュンはユニは「キム・ユンシク」という男子だと思い込んでいる点。
まさか自分が…と自らの疑念を振り払いたかったと見え、ソンジュンくん、どうしたかというと…
とうとうヨンハの誘いを受けちゃいました。めっちゃ喜ぶヨンハw
実はヨンハはヒョウンのほうにも同じ話を持ち掛けていて。
こっちにはソンジュンとふたりきりでムードたっぷりの場所で過ごすことを提案していたのです。
ソンジュンとの仲を進展させたいヒョウン、貸本屋の主人から薦められた春画本のタイトルが
「初夜のコツ ~これで私もファン・ジニ~」w
「こんな古いもん参考になるか」とヨンハが呆れたように、ファン・ジニってドラマで言うとチャングムの時代の人です、このドラマの時代からさらに200年以上前の人。
美貌、教養、舞踊の才能を兼ね備えた実在した妓生として有名な人で、ハ・ジウォン主演でドラマ化もされています。
ファン・ジニにさせるのはさすがに無理ですけどw、そんなにソンジュンを振り向かせたいなら代わりに手ほどきしてやろうとヨンハが指南を申し出たわけですが。
だけど集合時間をずらして、わざとユニとソンジュンをふたりきりにする作戦に変更。
だって、こっちのほうがもっと面白そうだからってことのようでw
そんな裏事情も知らず、ソンジュンから外出に誘われたユニはいそいそと鏡を見ながら身支度。
そんなんじゃないってわかってるけど気分はデートみたいなもんだよねw
わーん、乙女心だねえ (´;ω;`)
船に乗って小さな島に着いてみると、なんとも豪華な合コン会場がセッティング済み。
ヒョウンの気合がわかりますねー、まあ下女のポドゥルがほとんどやったかもしれませんが。
よくよく話を聞くと、ここに女の子呼んで一晩楽しもうぜってな企画ということがわかり、もうユニたんのがっかり具合が…w
このへんのソンジュンの言い訳が苦しいのなんの。
僕は…だから…キム・ユンシク、君も喜ぶと思ったんだ
いやいや、ユニ(ユンシク)が女性と楽しく過ごして喜ぶことと君になんの関係があるの?w
男なら女を拒めないはずとか、ヨリム先輩もそう言ってたとか、いつものソンジュンの理路整然ぶりがすっかりなくなって歯切れも悪く…。
ユニはユニでウキウキしていた自分が馬鹿みたいだし、ソンジュンもソンジュンでらしくないマヌケな状況だし…ふたりとも険悪な状況に。
もう、帰る!と船を追いかけるユニを引き留めようとしてソンジュンは水の中に…!
ここで続く~!
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次の12話から14話まではふたりの仲がぎくしゃくしてしまうタームなのですが、ほら、登山でも山頂前が一番きつい勾配じゃないですかw
そこを越えて登頂できたときの達成感がたまらないように、ドラマも素晴らしいカタルシス的展開が待っておりますので引き続き酸素スプレー持って登りますよ。