風味絶佳

エンタメは人生のスパイス

【よもやま話】東方神起の曲について強化合宿しました(あとK-Popの話題を少々)

受験生の皆さま、ファイティン(挨拶)

 

そして、受験生のお子さまをお持ちの皆さまもファイティン…!

 

いつにもましていろんなことが厳しい冬ですが、良き春がめでたく迎えられるよう応援しております。

 

 

そんなこんなで新年あけましたが、今年は「感染拡大防止による外出自粛」ということもありまして、のんびりとしたお正月でした。(もともと初売りとかにも行かない寝正月タイプですが…)

 

おかげで「成均館スキャンダル」をはじめとしてドラマを観たり読書をしたりと有意義な時間を過ごせました。

 

一方で珍しく受験生のごとく勉強にも精を出しまして。

 

このまとまった時間を活用するべく、お正月休み中に「あること」を決行したいとも考えていました。

 

それが

 

東方神起の曲をとにかく聴いてみよう!

 

という非常にシンプルな課題の冬期講習ですw

 

昨年、この沼に足を踏み入れてからというもの、先輩ペンの皆さま方には折に触れ親切にいろいろと教えていただきまして、ほんとうに感謝するばかりです。

 

しかしながら、とにかく東方神起にしろJYJにしろソロ曲にしろ、オンタイムでなにひとつ聴いたことがないため、ある意味私にとっては「オール新曲」状態すべてが必修科目

 

これが国内のアーティストやアイドルだったら「とりあえず直近のベスアルでもさくっと聴いとくか」ってなるんですが、ベスト盤ひとつとってもどれを聴けばいいかよくわからない有様で…。

 

そんなわけで、まずはひと通りざっくりと聴いてみようじゃないかと思い立ち。

 

言うなれば大河ドラマを1話から全部観るのは大変なので総集編から観ちゃおうっていう。

 

デビュー曲は先日聴いて、めちゃハマったので登山口には着いたようなもの(ほんまかいな)


 

それで三が日の間、主な楽曲のダイジェスト動画(2時間弱)をひたすら観続けるという「ひとり強化合宿」を行いました。

 

この種の動画自体いくつかあるのですが、まずそのひとつをおせちを食べながら鑑賞中eラーニング中の私の様子がこちらです、ご査収ください。

 

まずはHUGからよね~やっぱりいいわ~デビュー曲にハズレなし!もうユチョンかわいい~♡これみんな10代?いや、ユチョンかわいいなあ♡こんな人たちが高校のクラスにおったらビビるわ~ちょっとユチョン可愛いすぎない?顔は幼いのに雰囲気が大人すぎん~?みんな背たかっ!なんかバラード系多め?それにしてもユチョンかっこいい~♡というか、やっぱりFan chantってこの頃からあるんだな~曲調も洋楽っぽい~BSBとかNKOTBっぽいな~おっとマボベソン!きた~名曲!ながらど~のらじまら~よ~、(私が)盛り上がってまいりました!(客席のファンボード読んで)なになに?유천아 사귀자…ゆちょん付き合おう…?はあ?こんな文章ありなの?「バーンして」くらいにしとかんかい!お?このTONIGHTっていうのめっちゃR&Bだな!そしてなにげに素肌にジャケが増えてきた~!きゃ~ユチョン茶髪も黒髪もイケるわ~♡…あれ?なんで急に「うたのお兄さん」みたいになっとるん???いきなりオーバーオール?路線変更?あ、戻った~あ~びっくりした~どうしたどうした、何があった?まあいっか~可愛いし~よっしゃどんどん素肌にジャケ率上がってるぞ~大人っぽくなってきた~ユチョン、セクシ~!セクシーダイナマイツ!心なしか衣装もお金かかってきている感じがする~この曲かっこいいな~(曲名確認)PURPLE LINEっていうのか~(メモ)やだも~マジでユチョン素敵~♡出た~MIROTIC~バジョ!ミチョ!(何度か聴いているうちに一緒に掛け声)歌番組の共演者がRAINっていうのが時代を感じさせる~〆はグラサンユチョンからの~メガネユチョン~♡終了~(拍手)

 

問題:これを観てわかることは何か? 15字以内で答えよ

回答:なるほど、これは人気出る

 

先生!合ってますか!?

 

え?それはさておきユチョンに目が行きすぎ?気のせいですよ(棒) 

 

歌って踊れてかっこよくて…って、まあこれだけでも十分人気出そうではあるんですが、でもそれだったら好みの問題というか、国産(ジャニーズとかLDHとか)でも探せばいるにはいたでしょう。

 

なんつっても「上手ければ売れる」「かっこよければ人気が出る」…とは単純にいかないのがショービズの世界、なんらかのプラスアルファがないといけないわけで。

 

そのプラスアルファが「かくかくしかじかで、これこれだと思います」と語るにはまだ履修不足なのですが、少なくとも日本のアイドルにある「これから成長するのを見守りたい」系の要素はないことはわかりましたw

 

パフォーマンスのすでに完成されてる感やモデルのような容姿端麗さの圧倒感が束になってかかってくる感じがなんだか「黒船来航」的なインパクに感じました。

 

そして、とにかく5人のコーラスが良すぎ。

 

いやー、ちょっとびっくりした。

こんなに本格的なヴォーカルグループだという印象は全然ありませんでした…。

 

こういうのって人数集めればいいってもんじゃないし、声質とか音域とかの相性ってのもあると思うんですが、そのバランスも上手く取れていると感心しました。

 

やっぱり聴いてて「なんか浮いてる声質があるなあ…」と思っちゃうグループもあったりするんですよ。その人の声がダメというんじゃなくて、その集団の中で異質な感じになっちゃうというか。

 

そして肝心の音楽ですが、このあたりも想像していた曲調と違うのが意外でした。

もっとセクシー系というか、初期から素肌にジャケット羽織って踊りまくる感じの曲を歌ってるイメージでしたw

 

そしていわゆる「K-Pop」とも違ってて

 

私の固定観念にある「ざ・けーぽっぷ」って「バンバンバン」とか「ソリソリソリソリ」みたいなエッジの利いたフックEDMベース一糸乱れぬカル群舞、ってイメージなんですが、そういうのとは異なる路線で。

第〇次韓流とかで言うと、このあたりの路線は何になるんでしょうね?第二次?

 

東方神起が第〇次の括りなのかはよくわかりませんが、初期は結構ポップでカモンベイビーアメリカ!なボーイズバンドぽくて、なんだか「アジアのBackstreet Boys」みたいなキャッチフレーズがつきそうだなあ…なんて思ってたらNew Kids On The Blockの「Step By Step」をカバーしているやつを観て超納得。あ、やっぱりこのテイストに近いんじゃない?と。

 


TVXQ 동방신기🎈 [KBS 가요대상] 무대모음 (고화질) | 東方神起 东方神起 TOHOSHINKI [2004-2006]

これの一曲目です(^^) 元気でかわええ!

 


New Kids On The Block - Step By Step

参考にご本家も♡ 懐かしすぎるぜ

 

それから2015年前後で第三次くらいでしょうか?

この頃からはHIP‐HOPがベースで、あえてサビを作らない、印象的なフックも入れない、ときに社会風刺なんかも歌詞に盛り込んだりして「K-Pop」も多様化していったような印象です(ガールズグループはまたちょっと違うけど)

 

そして今は第四次?第五次?

グローバル化が進んで、なんだか「K-Pop」とジャンル分けする意義もなくなっていってるような。

私自身は「K-Pop」も洋楽の類と思って聴き始めたので、そういう視点に違和感はないんですけど、昔の「ざ・けーぽっぷ」が好きだった人たちには抵抗あるかもしれませんね。

 

このときにもちょっと触れてますが、私も韓国のポップスってちょっと古臭い、みたいな先入観を昔は持っていたんですよ。 

 

cinnamon2020.hatenablog.com

  
そんなところへ、この東方神起の登場は(日韓ともに)確かにセンセーショナルだっただろうなあと、そしてこれが「K-Pop」の礎になったことは間違いないだろうなあとも。

 

今でこそK-Popのグループの日本デビューから日本語曲のリリース、さらに海外での活動…なんて展開は珍しくもなくなりましたが、その先鞭をつける役割をまだ10代の彼らが担ったのは相当に大変だったろうと思います。

正直、デビューがこんなに若い年齢と思ってなかったのもあって、繰り返し視聴しているうちに親みたいな気持ちで観てる場面も出てきたりして…w

 

そのうえで興味深いのは、どんなふうに人気が出ていったのか、その過程

 

今なら各種SNSに動画配信にとネットを駆使した販促ツールがたくさんありますけど、2000年代前半~中期ってまだTwitterYouTubeInstagramもなかった時代じゃないですか。

 

そんな時代にどういう経路で存在を知ったんだろう、何がきっかけで人気が出るようになったんだろう、と。

 

日本のアイドルだとメンバーの誰かがドラマに出て、その主題歌をグループが歌って、それがヒットして…って感じでブレイクしたりするんですが、そういうパターンではないですよね、きっと。

 

この当時の記憶といえば、2003年に冬ソナが放送されて日本列島がヨン様ブームになったことは覚えていますが、音楽方面の印象はあまり残ってなくてですね…(せいぜいドラマのOSTぐらい)

 

このへんは自分への次の宿題としますw

 

このあと、日本の歌番組やバラエティ番組に出演している動画なんかもいくつか見ましたけど、「えー、あれに出てたの?これにも出てたの?」というのがいっぱいで…なんで当時私は観る機会がなかったんだろう?と自分でも不思議に。

 

たまたまテレビつけたら出てるのを観た、というシチュエーションがあってもよさそうだったのになあ……と記憶を辿って、思い出しました。

 

 

 

 

 

私、テレビ持ってなかった。


そうだそうだ、この頃テレビが壊れて長いことテレビなしの生活だったんですわ。

どうしても観たいものは友人に録画を頼んだり、ガラケーワンセグとかで観てたんだった…。

 

とくに2006~2008年の3年間は大殺界と天中殺がいっぺんに来たか?というぐらい公私ともに暗黒期だったのでw、エンタメそのものからも遠ざかっていた頃でした。

 

そういうわけで、やっぱり人には出会うタイミングというのがそれぞれあるようです。

 

リアルタイムで聴いていたらどんな感じだったんだろうと想像することもありますが、この今の環境だからこそマイペースなファン活動ができているとも言え。

 

ただ、このとおり気楽なスターターゆえ、いろいろと無知からくる失礼や気遣いの足りない表現があるかもしれず。

もし何かしら気づかれましたら教えてくださいませ。

 

とりあえず足跡が残っているのを有難く思いながら、ユチョンをはじめ東方神起やJYJについての「タイムトラベル」を楽しもうと思っております。

 

てなわけで、強化合宿を終えた私はAmazonの初売りに便乗し、教材と称してあれこれ買いこみました。

 

TRI-ANGLE

TRI-ANGLE

 

このビジュアルのコンセプトは何なのか…??? 

 

これでようやく基礎の基礎というか、登山で言うと1合目ぐらいですよね。

山頂は遠いぜ…(見上げる空)

 

引き続き、ひとり講習会を開催しながら履修していきたいと思います。 

 

しかしまったく、この向学心を他にも活かせないものでしょうかね…w