【よもやま話】予習と復習を兼ねてコンサートのプレイリストについて語ります
先月告知されたSEASONAL CONCERT。
それに向けてこの記事を更新しようとしていたのですが、周知のとおり延期となりましたのでいったん保留にしていました。
現時点で特にアナウンスはないので予定通り催行されるだろうと見込みまして、じっくり寝かせたネタを満を持してお送りいたしますw
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さて、今回のオンラインコンサートですが、プレイリストが公表されてるのが興味深いところ。
クラシックの演奏会なんかだとプログラムが公開されるのが普通なんですけどね。
こういうものは開演まで公表しないのが一般的なコンサートのスタイルなので前もって知るパターンは新鮮というか。
というわけで、予習と復習を兼ねてプレイリストについて例のごとく好き勝手にだらだら語りたいと思います。
タイトル&コンセプト
まずね、わたくし、このコンサートのタイトルおよびコンセプトに唸りましたよね。
こういうのって私のような凡人が考えると「パク・ユチョン クリスマスコンサート2021 “Da Capo”」みたいな特にひねりのないものになっちゃいそうですがw
これですよ?
1部 에움길 빙둘러 너에게 가는 길
2部 출발 안녕, 아련했던 지난날
後日、別の視聴サイトのほうに掲載された日本語版(?)ポスターでは
1部 EUMGIL あなたへのまわり道
2部 出発 さよなら、懐かしい過去
と訳されてありました。
もうね、ライブのタイトルの域を超えとりません?
最初読んだとき何の散文詩かと。
以前、寄贈するコミックスの裏にメッセージをさらさらっと書いてる様子を見たときもすごいなーと感心してました。
ああいうのを書く機会が多いから慣れてるのもあるんでしょうが、そんなにポンポン気の利いた文章なんて思いつかないですよ、普通は。
それなのに、次から次へとセンスある語句を書いていくユチョン氏。
マジでリアル即興詩人。
「回り道」もしたけど再び辿り着いた新たな「出発」。
先日リリースされた「Da Capo」というタイトルにも通じるものがあるような。
「에움길 빙둘러 너에게 가는 길」は直訳すると「まわり道 ぐるりと君へ向かう道」となりますが、에움길(EUMGIL)だけは訳さずにハングルの英語表記なのは何かこだわりがあるんでしょうかね。
あと「안녕, 아련했던 지난날」ですが、この아련했던の原形である「아련하다(おぼろげだ、かすかだ)」という言葉。
調べると面白い指摘があって、なんでも最近の韓国人はこの言葉を「懐かしい」「いたわしい」という誤用の意味で使うほうがポピュラーになっているとか。
日本語ポスターでは「懐かしい過去」というように、今どき(?)の使い方のほうを採用したみたいですね。
このへんも本人から解説してもらえたらいろいろな話が聞けそうです。
ポスターのデザインもいいんですよね。
オレンジと青みの強いパープルを基調としていてホリデーホリデーしてないところが逆に良い。
イエロー・オレンジ系とパープル・ブルー系は補色(色相環で正反対に位置する関係の色の組合せのこと)なので、それぞれの色を目立たせるコントラストのはっきりした組合せを採用しているのが面白いなと。
ロゴもシンプルで良いし、もちろん本人の顔がなにより良い(やっぱりそこ)。
いかん、ついつい熱くなってタイトル部分だけで500字以上も語ってしまった。
肝心の曲に移ります!
01 会いに(아이니)
「Da Capo」(2021)収録。
新生ユチョンを表すような意義深い楽曲、昨年9月のファンミでの初披露時に「歌詞をよく考えながら聴いてね」とユチョン自身が言っていたのが印象的でした。
その歌詞ですが、日本語詞と韓国語詞、どっちが披露されるんでしょうね?
タイトル的に日本語詞Versionのほうかな?(おそらく韓国語詞のほうだったら「너에게」の表記になりますよね…?)
02 해바라기 약속(with Haks)
定番のカバー曲、「ひまわりの約束」。
本人曰く「好きなんだから何度だって歌いたい」というシンプルな理由が納得できる美しいメロディーと優しい歌詞の名曲。
今回のポイントはやっぱり「with Haks」の部分でしょうか。
9月のファンミでは生ギター一本でのアレンジが好評でしたけど、あの時のギタリストと同じ方なのか?謎の解明が待たれます。
03 THE CRY(with Jay)
「Re:MIND」(2020)収録。
シーズナルコンサートと銘打った内容なら、同じ「Re:MIND」からだと「Somebody To Love Me」のようなポップな感じの曲を選曲しても良さそうなところ、(きっと)あえてのこれ。
正直、歌詞の内容はハッピーホリデーにぴったりとは言い難いですが、それでもなおこの曲をセレクトしたことに何かしらのこだわりを感じてしまいます。
今回「with Jay」の表記があって、ついにJayさんご本人の登場となるようです!
04 그녀와 봄을 걷는다
「당신의 지갑에는 얼마의 사랑이 있나요」(2017)収録。
今回初めてリアルタイムで聴けるというので、とても楽しみにしている大好きな曲です!
この曲も普通のタイトル決めだと「彼女と歩く春」みたいな凡庸な体言止めになりそうなところを「彼女と春を歩く」とする、この感性とセンスにやられました。
タイトルだけでもう文學(あえてこの旧漢字を使いたい)
もちろん音楽としても好き♡
トニックコードで終わらないことから浮遊感が漂う秀逸なサビのメロディー。
まるで本当に隣に彼女がいて話しかけてるようなユチョンの優しい歌い方や裏声の使い方。
これらの効果で歌の世界観がぶわーっと浮かぶんですよねえ。
霞んだような春の景色のなかを並んで歩くふたり、ユチョンの傍らにいる「彼女」は……はい、各自それぞれ妄想劇場を楽しみましょう!w
気になるのは韓国語詞と日本語詞、どっちを歌うのかな?ということ。
私は語感的に韓国語詞のほうが好きなんだけど、LILACが日本語詞っぽいからこっちもそうかな。
05 LILAC(Dance)
「Da Capo」(2021)収録。
Let's dance!!!(叫び)
「LILAC」じゃないんですよ?
「LILAC(Dance)」なんですよ??
まさか、まさかのダンス曲です、奥さん!
踊るパク・ユチョン、過去映像やDVDでしか存在を確認できていない自分からすると、わりとツチノコに近いレベルの未確認生物なので、ついにその全貌を拝めるのかと思うとユニたんの美貌に手が震えるソンジュン様みたいになっとるがな
— シナモン (@spice21385368) 2021年12月18日
今こんな状態でオフラインで実物を見たら私どうなってしまうん…?
ようやくツチノコに会える!!!(違います)
先日ちょっとだけ公開されたプラクティス動画からすると日本語歌詞Versionでの披露となるようです。
「ヘッドマイクして踊る曲っぽい」とプロファイリング(?)されているペンの方々をお見掛けしましたが、私もできればそっちでお願いしたい。
いやあ、どんな仕上がりになってるんでしょうかね。
ほんと楽しみなんで、衣装もめっちゃかっこいいのにしてくださいね!スタイリストさんよろしくお願いします!!!(土下座)
06 HUG&찾았다(Medly)(with Jay &Dulgi & Haks)
東方神起とJYJの楽曲から1曲づつメドレーで披露するようです。
昨年3月にタイで開催したオーケストラコンサートでも、この2曲はセトリに入っていましたね。
どちらも、グループとして活動を始める一歩となった曲。
今のユチョンがこれらの曲を歌うときにどんな思いが胸に去来しているのかは、私なんぞがおいそれとは語れない領分のような気がするので、あまり気負わずに楽曲そのものを楽しみたいと思います。
特に「HUG」は、数あるアイドルグループのデビュー曲のなかでも出色の出来栄えだと思ってるぐらい大好きなので。
찾았다に関しては、ソンス好きとして平静でいられるはずがないのはわかっているので、ハンカチ用意して待機します。
「さ~らんへ~」からの「の~さ~らんへ~」ってC&R(?)やるところで涙腺崩壊の予定です。
「THE CRY」のJayさんや「ひまわりの約束」のHaksさんに加えてDulgiさんという方との共演みたいですね。どんなアレンジになるか楽しみ。
07 星トンネル(1部)・クリスマスキャロル(2部)
1部と2部で違いがあるのがここ。
新曲は1部でしか聴けません!ご注意!
9月に「会いに」、11月に「Da Capo」とリリースラッシュだったわけですが、なんと今回も新たな曲が!
自信作のようで、配信でさらっとサビを歌うというスポ(ネタバレ)をかました挙句、「みんな(こういうの)好きでしょ?」と殺し文句まで飛び出しましたからね。
ああ、好きだよ!悪いか!!
マジでナップンナムジャだなあ(褒めてる)
個人的には、この「トンネル」が何を表しているのか、というのが気になっています。
トンネルは過去と未来をつなぐシンボルとして扱われることが多く、出口に見える光は現在の不安や迷いからの脱出といったものの象徴となるのですが、はたして曲の中ではどういうシンボルになっているのか?
散歩中に思いついたというこの新曲、興味深いキーワードとなっているので注目してます。
一方、2部は「クリスマスキャロル」と表記されています。
ここはやっぱり変更になるのか…な?楽しみだったんですけどねー!
まあ、SEASONALと銘打っているので歌ってもいいかなとも思いますが。
08 정거장
「Re:MIND」(2020)収録。
オンラインイベントでは最後を締める曲としてお馴染みみたいになってきたこの曲。
ホリデーイベントだし、最後は何か明るい感じの曲持ってくるかと思ってたのでちょっと意外でした。
ユチョンはこの曲の大サビを時に「絶唱」といった感じで万感をこめて歌うので、やはり特別な気持ちがこめやすい曲なのかもしれません。
新生ユチョンの歌う「모두 안녕、또다시 안녕」のフレーズをかみしめたいと思います。
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以上、プレイリストは終わりですが、ここで静かに締めるのか、アンコールも用意されてるのか、そのあたりも含めてワクワクドキドキです。
いずれにせよ、どうかブチっと切れることなく余韻が味わえるようなエンディングをお願いしたいところw
というわけで長々と語ってまいりましたが、Logbookの冠の付く初コンサート、とにかく無事に終えられることを願ってます!
おなじみの曲もありますが、ライブ初披露の曲もあるし初公開の新曲までありますし、特に記載はされてないけどMCコーナーもあるかもしれませんし、いろいろ妄想が捗る内容となっております。
いろんなユチョペンさんがログインの仕方や確認方法など案内してくださってますので(ありがとうございます!)、私も本番までにリハーサルしてw、万全の体勢で臨みたいと思います。
あとは頼むぜ、うちのWi-Fi(マジで!)