【よもやま話】推しに会うために海外へ行ける状況が復活してきたみたいなのでいろいろ語ります
渡航のハードルがどんどん緩和されるきている昨今。
海外旅行が好きな人はもちろん、海外に推しがいる我々のような環境にあるものにとっても朗報が聞こえてくるように。
タイ、10月1日に入国制限を撤廃。ワクチン接種証明や陰性証明も不要に https://t.co/d5Lb0Ujous
— アジアトラベルノート (@asiatravelnote) 2022年9月23日
【再開】台湾が海外の観光客受け入れへ、日本からはビザなし旅行可能にhttps://t.co/fHNl5UNjDJ
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2022年9月22日
29日から日本人観光客はコロナ禍前と同様に、ビザなしでの訪問が可能となる。当面は入境後3日間の隔離を求めるが、10月中旬をめどにこの措置の撤廃も検討しているという。 pic.twitter.com/g1nrKFnGhe
折しもバンコクでオフラインコンサートが開催とのことで、タイに渡航される方も多いことと思います。
旅慣れている方々がほとんどだと思いますが、なかには不安を抱えてらっしゃる方をちらほらお見掛けすることもあり。
周囲に質問したり相談できる人もなかなかいなくて…といった方々の何かしらのお役に立てればということで、僭越ながら私の海外遠征(海外旅行)の準備に関するあれこれをお話ししてみようと思います。
ちなみに、私は特に旅行好きというわけではありませんし、タイに行ったこともありません。
どちらかというと、うちでNetflixでも観ながらゴロゴロしていたいほうですw
ただ、無駄にフットワークが軽いところがあるので、ちょこちょこ国内外のぼっち遠征やバックパッカー的な旅をしてきました。
なので、ここで語るあれこれは
オタク活動における遠征でしみついた培ったノウハウの結晶
によるものだと自己分析しております。
人生に必要な知恵はすべてオタク活動で学んだw
そんな私のトラベルハック、よろしければご笑覧くださいませ。
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まずは、外務省の公式サイトで最新情報をチェック。
渡航先を選んで内容を確認します。
あれこれいろんなサイトを観て回ると何が最新なのかわからなくなったりするので、私は基本ここに絞ってます。
特に現在は、行動制限が解除されつつある過渡期ですので、公式を参考にしたほうがよいと思います。
各国の大使館へのリンクも集約されているので便利です。
次に、旅行にあたって準備するもののリストを用意する方も多いかと思いますが、ご多分に漏れず私も同様です。
自作のチェックリストがあって、旅行や遠征が決まるとそれに沿って準備します。
といっても、そのリストにあるものを全部そろえることはなく、行き先や目的に応じて取捨選択してパッキングしていく、という流れです。
そのチェックリストをダウンロードできるようにしてますので、よかったらご利用ください。(リンクを長押しして「新しいタブで開く」のやり方が見やすいと思います)
※私的使用の範囲の加工・編集⇒OK
※再配布や販売⇒NG
海外旅行の準備というのは、どこに行くにしても大体似たようなものですが、私は大まかに
「必須」 と 「任意」
に分けています。
必須グループはとにかく絶対に忘れちゃいけないもの。
逆を言うと、これさえあればなんとかなる、というものです。
任意グループはケースバイケースで持って行ったり行かなかったり。
いざとなれば現地で調達したっていい、忘れても死にはしない、というもの。
そして
大事なもの(必須)は分散させる
それ以外のもの(任意)はまとめる
ということをポイントにしています。
以下、タイならではのトピックを交えながら、かいつまんで語っていきます。
<目次>
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【必須】
よく「貴重品はひとまとめに~」などと言われますが、私はそれはかえって怖いんですよ。
そのひとまとめにしたものを盗まれたり失くしたりしたら全部すっからかん(死語)じゃないですか。
大事なものほど分散して持つ、写し(控え)を取る、そして必ず手荷物のバッグに入れる、ということを心掛けてます。
パスポート
必須オブ必須。
念のため、残存有効期間を確認。
念には念を入れて、コピーも持っていっても。
ビザ(査証)
タイに関して言えば、現在はビザは不要です。
ただし滞在期間が45日以内、パスポートの残存有効期限が6ヶ月以上あることが条件。
ちなみに韓国は10月末までノービザ延長になっていますが、先日無期限の措置が発表されました!
K-ETA(電子旅行認証)は引き続き必要。
[速報]日本人のビザ免除 11月1日から全面再開=韓国 https://t.co/dlOvLOxr2i
— yonhapnews (@yonhapjp) 2022年10月19日
陰性証明書・ワクチン接種証明書など
これまで必須だったコロナ関連の証明書類。
現在、入国緩和のために廃止の傾向にあります。
タイも10/1からワクチン接種証明書が不要という発表が!(歓喜)
こういう準備が不要になるだけでも負担が減りますよね。
また、帰国の際のPCR検査も10/11から不要になりました。
www.mhlw.go.jp
質問票は必要なので、あらかじめ指定のアプリをインストールして、そのアプリ上で手続きをすませておくと入国審査がスムーズです。
この指定のアプリというものが11/14以降の渡航者は変更(統合)されるようです。
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— デジタル庁 (@digital_jpn) 2022年10月18日
サービスご案内ページを開設しました📃
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入国手続オンラインサービス📱#VisitJapanWeb
11月1日より「入国審査」「税関申告」に加えて「検疫(ファストトラック)」機能が追加されます。
海外旅行や出張から
日本へ帰国する際に、ご利用ください🇯🇵🛬https://t.co/erlvYsKHhU
これまでMySOSアプリやウェブ版で提供していた「検疫(ファストトラック)」機能は、Visit Japan Webに移行します。
— デジタル庁 (@digital_jpn) 2022年10月18日
2022年11月14日以降の入国予定で、これからファストトラックを新規に登録される場合は、MySOSでは登録ができません。そのため、11月1日からのVisit Japan Webをご利用ください。
これらの事項に関しては接種回数によっても取り扱いが違うし、上記の変更のように流動的です。
ビザ同様、渡航前にはこまめに情報確認したほうがよいと思います。
旅行保険の保険証
保険は任意のものですが、やはり加入しておいたほうがいいと思うので私は必須項目にしています。
クレジットカードの付帯から各種保険会社の商品までいろいろありますが、ポイントとしてはキャッシュレス・メディカルサービスが付いているかどうか。
それがないと一時的にでも高額な医療費を立て替えることになってしまいます。
お金・クレジットカード
タイの通貨はタイバーツ(TBH)で、現在は1バーツ≒3.8~3.9円くらいでしょうか。
だいたい4円くらいだと思っておけば良さそうです。
調べたところタイは現地で両替したほうがレートがよいとのこと。
高レートの両替所などは、例えば「バンコク 両替所」とかで検索すればたくさん出てくると思いますが、交通費を考えるとわざわざそこに行くのがそこまで得にならない場合も。
そのあたりは自分の行動ルートや宿泊地との兼ね合いで決めたらいいと思います。
面倒くさくてようわからん!という方は、手数料は高めですが空港かホテルで両替するのが手っ取り早いかと。
ただ、今はほぼどこもカードや電子マネー払いが主流なので、現金はチップ用と現金しか使えないところ用ぐらいにして、そんなに両替しなくていいと思います(※タイは限定的ですがチップの習慣あり)
日本国籍を有する証明書、証明写真
万が一パスポートを紛失した際に備えて、上記書類も私は持って行ってます。
「日本国籍を有する証明書」とは戸籍謄本か戸籍抄本、本籍地が記載された住民票(いずれも原本)などが該当します。
もちろん使わずにすむに越したことはないのですが、持っていると安心です。
航空券、バウチャー、イベントのチケットなど
最近はデジタルチケットのことも多いのですが、念のため印刷してペーパーでも持っていきます。
ホテルやアクティビティのバウチャー(予約確認書)も同様に。
そして、ライブやイベント等のチケット!
これを忘れちゃ何のために来たのか(涙)…となりますのでしつこいぐらい確認。
その他
必ず服用する薬、コンタクトレンズやめがねなど、自分にとって「替えのきかない必需品」があれば、ここに追加するとよいかと思います。
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【任意】
任意で持っていくものは6つのカテゴリーに分けています。
①衣類・靴・バッグ・アクセサリー
②洗面用具・化粧品類
③電化製品・電子機器類
④生活用品類・文具類
⑤防犯グッズ・トラベルグッズ
⑥その他(目的や渡航先に応じて)
手荷物のバッグに入れるもの以外、このカテゴリーごとにパッキングします。
そうすると「あれはどこに入れたっけ?」というのが減るので。
以下、ポイントを絞って紹介します。
①衣類・靴・バッグ・アクセサリー
<衣類・靴など>
基本的にタイの服装は年間通して日本の夏と同じでOKとのこと。
日焼けや熱中症対策はしっかりしておいたほうがよさそうです。
他に気を付けることといえばこんな感じでしょうか。
- 朝晩の冷えこみや冷房対策にカーディガンなどのはおりものを
- 寺院や宮殿などはNGの服装があるので事前に確認
- 赤と黄色の服(シャツ)は避けたほうがよいという意見も(赤は特定政党のシンボルカラー、黄色は王族が着用する色という理由から)
- 海外のホテルは寝間着とスリッパがないところが多いので持参すべし
<バッグ>
ネット上で「タイは舗装されてない道も多いからキャリーケースよりリュックのほうが良い」という意見を見ましたが、そんなことはないという反論もあり。
ぜひ行ったことのある方の意見をお伺いしたいところ。
いずれにせよ、私の場合は荷物を預けるのが好きではないので(ロストバゲージの心配と、レーンのところで荷物を待っているのがイヤw)、国内外とも機内持ち込みサイズのものを使用してます。
②洗面用具・化粧品類
<スキンケア類など>
このカテゴリー全般で留意する点といえば容量。
シャンプーや化粧水など液状・クリーム状のものを持参することが多いと思いますが、この種のものは容量や種類の制限があります。
特に機内持ち込みは制限が厳しくなっています。
私はこれじゃないとダメというものがないのと、詰め替えるのが面倒くさいのとで、試供品でもらうパウチ状やミニサイズのものを適当に持っていくことが多いですw
<せっけん、シャンプーなど>
日本の製品が現地の水質に合わないこともあるので、私は基本持っていきません。
ホテルの備え付けのものを使ったり、現地で調達してます。
③電化製品・電子機器類
<変圧器/電源変換プラグ>
タイは日本のプラグをそのまま使えるところが多いので変換プラグは基本不要とのこと。
100V〜240Vに対応の製品なら変圧器もいりません(取説や製品本体に記載)
ただ、使えないコンセントのタイプもあるので、念のため持っていってもいいかも(ホテルでも貸してもらえると思いますが)
ちなみに日本はAタイプ、タイはAとCタイプ、韓国はCタイプとSEタイプとなっています。
<Wi-Fiルーター/海外SIM>
海外旅行で頭を悩ますのが「スマホの回線どうするか問題」。
おおかたは、①レンタルWi-Fi ②SIMカード購入 の2択かと。
使い慣れているほうでいいと思いますが、Wi-FiやSIMカードが自分の機種に対応しているかどうかの確認は一応しておいたほうがよいと思います(たいていは対応していますが)
私はというと、今までどちらも利用してきましたが、今後渡航することがあればどちらでもなくなると思います。
なぜかというと現在ahamoを利用しているから。
実は(?)ahamoは海外でデータ通信が使えるのです。
事前申込も追加料金も不要、よって電話番号が変わることもありません。
もちろん通話は別料金で割高ですし、15日目以降は速度制限がかかります。
でも旅程がその期間におさまり、且つこまめに通話しないといけない用事もないなら問題ないかと。
なんだかahamoの回し者みたいになってしまいましたが、旅行のためだけにわざわざahamoにすることはないと思いますw
④生活用品類・文具類
<マスク>
現在タイはマスク着用義務は撤廃されていますが、公共の交通機関や映画館などでは引き続き推奨とのこと。
機内やホテルの部屋は乾燥するので、その対策としても。
<常備薬(風邪薬、胃腸薬、絆創膏など)>
現地の薬は日本人に合わないことも多いし、外国人が薬局で薬を購入するのがいろいろと面倒な国も。
日頃常備している市販薬を持っていったほうが安全です。
⑤防犯グッズ・トラベルグッズ
<セキュリティポーチなど>
防犯対策ですが、私の体感としては、ソウルとかハワイなどはそこまで神経質にならなくてもよくて、ヨーロッパなどはめちゃめちゃ警戒する感じなんですが、バンコクはどうなんでしょうね?
大使館からも注意喚起があったりしますし、それでなくても観光客は狙われやすいので、準備してもいいかもしれません。
<アイマスク・耳栓、ネックピローなど>
いちおうリストに入れてますが、私自身はこういう機内の快適グッズはほとんど使うことがないです。
ソウルぐらいまでの飛行時間なら、使う間もなく着いてるんじゃないかとw
⑥その他(目的や渡航先に応じて)
<ペンライト、うちわ、双眼鏡など>
これがリストにデフォルトであるのはご愛敬ということでw
今回のオフラインに関して言えば、持参するのは公式ペンライトぐらいでしょうかね?あとはスローガンとか?
あと客席の皆さん、ひまわりを持ってましたが、あれは現地で配布して終演後に回収されるのかな?情報求むw
<書類ケース/ポスターケース>
コンサートやイベントで買った(or配布された)ペーパー類を保管用として。
今回のサイン会でもらえるペーパーはA3ぐらいでしょうか?
となると、A4~A3サイズの書類ケースか、30㎝幅の筒状のケース(またはラップケース)がいいのかなと思います。
100均や無印良品などにあるので、見てみるといいかもしれません。
<アプリのインストールや登録など>
便利なアプリなども出発前にインストールしておくといいと思います。
タイだったら、このあたりが役立つかも。
・Grab(東南アジア圏の配車サービス)
流しのタクシーより割高にはなりますが、事前に料金がわかる、金銭を受け渡しする必要がない(アプリ内で支払い)、ぼったくりや乗車拒否の心配がない、などなど旅行者には便利なサービスだと思います。
・NAVITIME Transit(世界各国の乗換・路線案内)
公共の交通機関を使う頻度が多ければ、こういうアプリもとても便利。
タイを選んで設定すればバンコク内の路線図が出てきて、すぐに行き方を検索できるし、オフラインで使えるのもいいです。
・たびレジ(外務省の緊急治安情報配信サービス)
やはり公式の最新情報は安心です。
旅行終了後30日後に情報が自動で削除されるので退会手続きも不要です。
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【メモしておくこと】
不要な方もいるとは思いますが、私はこの項目も重視しています。
例えばクレジットカードを失くして、大変だ!カードを止めなきゃ!…となったときカード会社がわからない、カード番号もわからない…となる人が案外多いそう(添乗員さん談)
写真に撮ってスマホに保存しているから大丈夫
データをクラウドに上げてるから大丈夫
…という方もいるかもしれませんが、そのスマホが盗まれたり故障したりしたら…?ネットがつながらない環境だったら…?データが流出したら…?
実際、盗難に遭ったり紛失したりという事態にあったとき、人間はどうしても少なからぬパニック状態になります。
普段なら手慣れている機械の操作なども覚束なくなったりします。
個人的には
・クレジットカード会社の連絡先、カード情報
・海外保険の連絡先
・携帯会社の連絡先
・日本大使館の連絡先
・家族や知人の連絡先
このあたりはメモ帳や手帳などに控えておくといいのではと思っています。
暗証番号やパスワードなどはメモせずに覚えておきましょうねw
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あとは、ガイドブックに何度か目を通して、渡航先について予習しておけば準備万端でしょう。
以下は最低限知っておいたほうがトラブル防止になると思います。
・文化や習慣(特にタブーなこと)
・簡単な日常会話程度の言葉
・治安が悪いエリア
「備えあれば憂いなし」と「できるだけ身軽でいたい」のバランスをどう取るかというのはなかなか難しく、永遠の課題ではあります。
でも大事なのは渡航先で楽しく、健康で、そして安全に過ごすことではないかと。
体調を万全に整えて、推しと素晴らしい時間を過ごせることを願っております。
Bon Voyage!