風味絶佳

エンタメは人生のスパイス

【よもやま話】皆さまが心を込めて選んだ成均館スキャンダルの好きな台詞についておおいに語ります

今回はこちらのPart2のようなものとなります!

 

cinnamon2020.hatenablog.com

 

私が選んだ10個なんぞで到底カバーできるはずもないくらい名台詞や決め台詞の多いこの作品。
今回は、皆さまから寄せられた台詞やコメントを紹介していきたいと思います!

題してw

 

ご回答を頂いてみて驚いたのが、いろんな登場人物のいろんなシチュエーションの台詞が多いこと!
どちらかというと名台詞みたいなものに集中するかな?と思っていたので良い意味で裏切られましたw

それだけ皆さま細かく観ていらっしゃるし、思い入れがあるということなんですよね!
ソンスへの愛を感じてとても嬉しかったです。

というわけで、早速紹介していきたいのですが、その前に。

今回は前回のような10選というかたちを取らないため、まとめるにあたり以下のとおり編集をしております。
何卒ご了承くださいませ(*˘人˘*)      

✓読みやすいよう改行を変更したりしています
✓統一感を図るため全て匿名扱いとさせていただいています
✓ブログへの掲載を許可していただいた回答のみとなります

それでは、皆様のソンス愛に触れる旅へどうぞ!

************

胸を打つ名台詞 編

やっぱりこれは外せない!という永久不変の心打たれる台詞の数々です。

 

誰もが親を選んで生まれることはできない選べるのはただ一つ今日をどう生きるか
それだけだ
世間にそう決めつけられて不満もあるだろうが自分を哀れみながら生きる気か?
偏見を作ったのは世間だが克服するのはキム・ユンシク君の役目だ
人は誰もが自分の的の前に立っている
そして何よりも曲がった矢では的を射ることはできない
<ep.5>

(シナモンさん曰く:青年の主張)
2019年の春、なかなか帰ってこれなかったユチョンさん。心の中でこの台詞を唱えておりました…ハイ。

実を言うと、回答はほぼこの台詞になるかも?と思っていました。
それぐらい、ソンスで名台詞といえばこれ!って感じの台詞№1ではないでしょうか。

コメントでも触れていただいてますが(ありがとうございます!w)、私が「青年の主張」と呼んでいるところで、現代でも通ずるいうか普遍というか、これを言いたかったんだ!という脚本家さんの気合や魂がひしひしと伝わる内容です。

さらにコメントにあるようにユチョン自身に投影してしまうような、そんな奥深さを感じる台詞群ですよね。
この真っすぐさや不屈の精神に、ユチョンとソンジュンをオーバーラップする方は少なくないと思います。

 

君が退けているのは欲じゃなく僕だ
<ep.17>

ソンジュンが「自分は頭が張り裂けるほど(ユニと一緒になることを)考えてるんだから、君も考えろ!」とユニに喝を入れたシーンですね。
胸じゃなくて“頭が”ってところがソンジュン様ですなww

結婚となると途端に消極的になるユニ。
その態度がソンジュンにとっては歯がゆく、また自分を遠ざけられている感じがするというのをうまく表現している良い台詞です。

ここは、このあとの対応するユニの「じゃあ、どうしたらいいの?」から続く台詞もいいんですよ!

니가 너무 좋아서 하루하루 행복해서 …(あなたが大好きで、一日一日が幸せで…)

そういう幸せに慣れていないというユニが可愛くて切なくてですね…そりゃソンジュンも思わす抱きしめたくなるってもんだよ!

 

あの人を救ってください
情けなくて愚かな僕に出来ることは、どこにも、何一つなくて…
お願いです、どうかお助けを父上。
<ep.20>

台詞というより、演技が好き過ぎるのかもしれません…悲痛なソンジュン様、ユニ無しでは生きていけない!救う手立ての最終手段、父へ、権力へ頼み込む「何一つ無い自分」と吐露する…ポロポロ涙と相俟って何度観ても泣けるシーンなのです。

ソンスというのはソンジュンの成長物語でもあるわけですが、まさにその真骨頂のシーンです。
かなりの長台詞ですが、ほんとに素晴らしい演技をユチョンは見せてくれていますよね!

ここのポイントとしてはご指摘にあるとおり「何一つ無い自分」という言葉だと私も思います。
涙を流しながら自らをそう言えるようになったソンジュン、その姿を見て自分の息子なのか?と驚く父親、ふたりの対比によってソンジュンの変化が見事に表現されている台詞群です。

 

憎むのはともかく
好きになるのは罪じゃない
相手が誰でもな
<ep.12>

ヨリム先輩の名言。
ドラマ全体的を通してもすごく響く言葉です。

無人島から帰ってきたソンジュンがヨンハに人生相談するシーンですね。
私もあそこは大好きです!(そのあとの赤い本へのソンジュンのリアクションもww)

私も前回触れましたが、ほんとうにヨンハは良い台詞が多くて、それはもう一にも二にもキャラクター造詣がよく出来てるからだと思いますね。
ちょっとソンジュンをからかうようなことを言ったかと思えば、さりげなくこういう台詞でぐっと気持ちを引き寄せるんですよね。
心憎い、という形容がぴったりの良い台詞です!

 

この俺がだ
真実を伏せるのは卑怯だと心から軽蔑してた俺が口を閉ざすんだ
だからお前も正直に堂々とありたいとか また偉ぶるつもりならやめておけ
人が卑怯になるのは守りたい人がいるからだ、キムユンシクを守りたいだろ。
<ep.18>

ユチョンの心情と重なって…しまうんです

ソンジュン、ヨンハ、ときたらコロ先輩もそりゃ外せませんわな!

コロ先輩はマジで「おいしいキャラ」すぎて、「꺼져!(消え失せろ!)」なんて乱暴な言葉であってもなんか名台詞に聞こえてしまうようなパワーのあるキャラクターですがw
そんなコロ先輩の「暴れ馬」というあだ名からはほど遠い、とても思慮深くて誠実な人柄がわかる名言です。
そんな部分がユチョンと重なってしまう、というのもわかる気がします。

「人が卑怯になるのは守りたい人がいるからだ」も、名台詞として紹介されることが多いですが、これの何が切ないって、コロ先輩が想い人(ユニ)だけじゃなくて恋敵(ソンジュン)をも守ろうとしているところですよ(泣)
はーもー、コロ先輩、マジでいい人過ぎてな…。

 


永遠の愛の誓い 編

ユニが女の子だとわかってからのソンジュンの言動はラブラブモードに全力で、何回すれば気がすむねん!とツッコミ入れたくなるぐらいプロポーズもどきの台詞も多いのですがw、そのなかのいくつかを挙げてくださった方も多かったです。

 

だから、覚えていてくれないか?
いつか…今日みたいに辛い決断をしなければいけない日がきたら、一度だけ 自分自身よりもイ・ソンジュンを信じる 誰かがいたってことを…
(中略)
目をしっかり開いて見守ってくれ
私が最後までちゃんとやっていけるかどうか、そうすれば私も君を見て 今日のことを覚えていられるから…
だから、キム・ユンシク、君はこれからもこうやって私のそばにいるんだぞ
<ep.11>

ソンジュン:プロポーズ?!
自分自身よりも信じれる人←最高のセリフと思っとります♡
後半は、ペンに向けての言葉と妄想♡

ここの表情、マジで最高すぎるんですけど!!!(号泣)

どこからどう見てもプロポーズ以外の何物でもない台詞なんですが、ソンジュンくんはそれをわかっているのか!?こんな台詞をこんな表情で言われてどうしたらいいの!?wwとツッコミ入れたくなるところです。

ユニとソンジュン、ふたりのやりとりのセットで完成する感じが、ご指摘にあるようにそのままユチョペンとユチョンの関係性にぴったりハマってまた萌えますね!

「自分よりも自分を信じてくれる人間がここにいる」…こんなパワーワード言われてグッとこない人がいるでしょうか。
それも(まだちゃんと自覚はしてないけど)心憎からず思っている相手から言われて、そりゃソンジュンも無意識でプロポーズしてまうわ。
三木道山化して一生一緒にいてくれやってライフタイム・リスペクトしてまうわ。

しかもここ、ユニが台詞を言って立ち去ろうとする、そのすれ違いざまにぐっと手を掴んで「嫌だ」と引き留めるくだりもめっちゃ良いのよおお!


ここの「싫다(嫌だ)」の一言の破壊力!
この演出もマジ最高です。

 

卒業したら終わりか?終わりなどない
僕が毎日新しく始めるから…
<ep.17>

ソンジュン、勉強ばっかしとったくせに、どこでこんな甘い言葉を思いつくんだよ!!
表情といい言い方といい、今のLILACダンスで照れるような人がよくちゃんと照れずに演技できたな!と思うぐらい甘々の超スウィートなソンジュン様ですよねww

個人的には譜面も読めないと言っていた人が、突然「君のために書いた」とか言ってラブソング歌い出すような意外な感じで、もし私がこんなこと言われたら(言われません)照れ隠しで「ヒューヒュー」とか言ってしまいそうになりますw
しかもこのシーン、その前には指輪を贈り、その後はあのロマンティックで超スローなキスシーンが待ち構えているという萌えのかめはめ波状態なので、観てるこちらも心臓がマジもたないっす。

 

僕がそばにいる
この任務が手に負えず途方に暮れる時も
僕がついてる
危険なことを始めたと悔やむ時も君の側には僕がいる
嫌気が差して諦めたくなる時も
自分の力がまったく及ばず もどかしい時も
そして…結局は僕たちが何も出来ず 失敗したとしても
キム・ユニ いつも君の側には僕がいるから
<ep.17>

ここ数年のペンとユチョン、ユチョンとペン…を象徴する、そんな台詞に思えてなりません。

(´;ω;`)ウッ…

そう言われたら、マジでもうそういうふうにしか聞こえないよう…!
シンプルであるがゆえにいろんな立場、いろんな人の思いに置き換えられてしまえるという…それだけ胸を打つ台詞ということですよね。

ここはレビューでも言いましたが、完全に結婚式の祝詞なのよ。
「病めるときも、健やかなるときも…」っていう、あのお馴染みの。
それを、まるで騎士のように跪いてユニに言い聞かせるソンジュン様…素敵でないはずがありません♡

 

オレ様ソンジュン様 編

みんな大好き、私も大好きなオレ様モードのソンジュン様も大人気でした!
思わず二度見ならぬ二度聞きしたくなるような、「あれ?それって…?」というようなソンジュン様の恋する男心が絶秒な塩梅でぶち込まれている心憎い台詞に胸キュンしない人なんていませんよね!?

 

それじゃ好きな女を
男だらけの成均館にとどめておくとでも?この僕が?
<ep.16>

ソンジュンのプライドが高いのがよくわかる。と同時に、デレデレなのが、とてもとても可愛いです。こんなこと言われた日には、、、たまりませんね。

それじゃ好きな女を
男だらけの成均館にとどめておくとでも?この僕が?
<ep.16>

この嫉妬?と強気な感じが素敵。

 

好き~~~!!!!!

はあ、思わず上田になってしもうた…。
もう、ここ私も大好き!!!です!!!

このシーンを挙げる方も多くて人気の高さを伺わせました。
ちょっと不機嫌な顔でさらっと「好きな女人」なんて言うのが萌えるなんてもんじゃないんですよね。

そして、あの

「날?(この僕が?)」の言い方な!!!(大興奮)

俺を誰だと思ってんの?的なさ、くうううう!!!!!(言葉にならない)

こうしてさりげなく愛情表現を繰り出してくるの反則だよ…最高…!!
こんなん言われたら私ならあの場でデレデレになって溶けるよ???

 

このまま君を帰せと? 僕にはできない
<ep.16>

ただただ胸キュンです。。

ユニが女の子と知ってしまって、そうか、ほなさいなら…なんてできるわけねー!っていう、あのシーン。
ここでもオレ様モード発動。
「君を帰さない」的な台詞は他のドラマでもよく見かけるけど、ソンジュンにかかるとこういう表現になるという…マジで胸キュン。

 

二度とキム・ユンシクの名を先輩の口から聞きたくありません。
<ep.13>

もう、気持ちが大暴走しちゃうソンジュン様。
本人は気付いているのかいないのかそれは嫉妬なのよ。それを言われたコロ先輩は、なにかを悟った顔でソンジュンを見送るのです。

これはコロ先輩も気づかないはずないってぐらい、ソンジュンの気持ちがもろバレのところでよねw
この翌日にはさらに杖打大会での「キム・ユンシクのことに口出すなっつったろーが!」とソンジュンらしからぬ乱暴口調でダメ押しですわ。

嫌われるのなんか別に平気だし…という人だったソンジュン様がここまで嫉妬心を露わにするって相当限界きてます。
でもって、それを抑えられないオレ様なやきもちぶりが可愛くもあり切なくもありなんですよね。

 

年頃の男が恋人の家に行くのは 何のためか分かるだろ
<ep.20>

この二人の状況では当たり前ではないところに、当たり前だろっていう態度なのが頼りがいと意思の強さを感じて素敵。

はい、また出ましたー!!!
まーたさらっと「恋人」とか言っちゃってるし、手を握るのもやっとのくせに超ショートカットで親に挨拶に行こうとするし、そのくせ言い方は「なんでこんなこともわかんないわけ?」みたいな強気な感じで、いろいろたまらんです。

もう!ツンデレにもほどがあるやろ!!!
ソンジュン様の不機嫌を装ったラブパンチには降参です…!

 


思わず笑っちゃう?編

私がソンスで好きな理由のひとつがコミカルなシーンが多いこと。
シリアス一辺倒にならずに、ちょうどいい塩梅でユーモアを挟むセンスがとても好きなんです。

そんな部分を選ばれた方がいることにも嬉しくなりました。

 

こんちくしょうめ
<ep.11>

大司成が王様の前で言っちゃった一言。
大司成のキャラが表れちゃう名言です。随所で宮中勤めがしたいのにずっと学長から逃れられない。そんな気持ちが口を悪くさせるけど、いい人だと思う。

泥棒騒ぎからの「旬頭殿講(スンドゥジョンガン)」での台詞ですね!
大司成は出世欲の塊みたいなキャラクターとして描かれてますが、根は悪い人ではないのもちゃんとわかるのは演じているチェ・シンムクさんの持ち合わせている愛嬌と技量だなと思います。

このシーンも思わずって感じでポロっと出ちゃう素の感じが大司成が単なる野心家じゃないところが表れていてチャーミング!

個人的に大司成の好きなシーンは20話で、ジェシン救出作戦について協力してくれるくだり。やだもう!めっちゃいい人じゃん!って嬉しくなっちゃいますw
何気に1話から最終話の最後の最後まで登場する重要な役どころで、憎めない魅力にあふれていますよね。

ちなみにガイドブックによると、チェさんは時代劇が初めてだったユチョンの演技指導をしてくださっていた方とのこと。
「ユチョンほどソンジュンに合う俳優はいない」と仰ってくださってるので(たぶん)いい人ですw

 

キムユンシクはただの同室生 キムユンシクはただの同室生
<ep.11> 

何度も自分に言い聞かせているソンジュン様
あーーーそんなことしたら更に意識しちゃうんじゃないの?

ここはホント思わず笑っちゃうというか、ニヤニヤが止まらないですよねwww
ソンジュンがまた、これをクソ真面目な顔してブツブツ呟いているのが面白いのなんの。

理性をとどめる呪文(?)を唱えた甲斐もなく、ソンジュンくんはこの後どんどんバグって暴走していくのですが、なんともユーモラスで可愛いったらない台詞です

 

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以上、こんな感じで紹介させていただきました!

ひとりで満喫するのももったいないほど
それそれ!それもいいんだよね!
ああ、それもあった!
みたいな感じのチョイスばかりでとても楽しかったです♡

ご回答いただいた方々には改めてお礼申し上げます。
またこのような企画やアンケートなどやってみたいなと思っておりますので、その際は奮ってご参加いただけたら嬉しいです!

Part1・Part2と、ほんとに長いことお付き合い頂きましてありがとうございました!