【つまみ食いレビュー】成均館スキャンダル ３話【ネタバレあり】
My Favorite Scene in LESSON ３
TITLE「ドキドキ☆中ニ房で初夜」
さて、ついにドラマ内でも重要となるセット「中ニ房」で同室3人が集合。
「成均館スキャンダル」好きならもうこの「中ニ房」という文字だけで萌える（…はず）（私だけか？）
男ふたりに挟まれて寝ることになり、何かあったときのために（何かって？w）ママからもらった小刀を握りしめて初めての宿舎の夜を過ごすユニ。
ミニョンちゃんも3人であれこれアイディアを出しながら頑張って撮影したくだりと言ってました。
この部屋でこれからあれやこれや繰り広げられるかと思うと…（ニヤニヤ）
ところで、この宿舎の部屋自体、えらく可愛くないですか？
私が公式ガイドブックが欲しいと思ったのが、この部屋をはじめ美術さんのセットの解説があったから。
私、ドラマのセットとか間取りとかチェックするの好きなんですよ〜。
もはやバイブル
クローゼットみたいなものがあって、ちゃんと一人分づつの布団が置けて、着替えも置けて、笠をかけるところもあって。
引き出しには小物とか？持ち物はここに入るだけが全部っぽい。
そして使うときだけ出す小机と。ミニマリスト生活ですねｗ
実際の当時の成均館の宿舎にはこういうのはなかったそうなんですけど、ドラマ用に作ったとのこと。
ハンガーの掛け方からして性格出るよねーw
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さて、前回から続く新榜礼の行事。
３話は、１話からちょいちょい出てきてたキャラクターたちがようやくしっかり登場する回になってました。
まず、ユニにはチョソン。
当代一の美貌の妓生。掌議ハ・インスも片思い中。
次に、ソンジュンにはヒョウン。
恋愛小説が好きな両班のお嬢様。掌議ハ・インスの妹。
俗に言う「当て馬」ってやつですね、はい。
しかし、ユニが女であることで複雑怪奇な相関図になり、他のドラマのような「男：女＝２：２」の組み合わせとはまた違う展開に。
12話でこの４人がひとつテーブルのもと集合して合コンかダブルデートみたいな様相になるくだりがあるんですが、これがなかなかエグいのなんの…ｗ
それはまたそのときにでも私が勝手にうだうだ語りますが（語るんかい）、奇遇にも二人ともインスと関わる女性たちということで、また余計拗れるんだわー。
そして…コロ先輩！
この方はまた後ほどｗ
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でもって、この女性陣お二人ね…正直言うと、私、ちょっと気になるところがあって。
単体ではいいんです、単体では。
演技もいいし、きれいだし。
でも、ユニやソンジュンと絡むとなーんか…
はっきり言うと萌えないｗ
展開としてはそれで正解ともいえるけど、どうもチョソンは大人っぽすぎて、ヒョウンは子どもっぽすぎる感じ…？
ユニがチョソンと並ぶと姉と弟みたいだし、背もチョソンのほうが若干高いんですよねー。衣装も黒が多くて、妖艶で凄みがあるキャラなので、相対的にユニが子どもっぽく見えちゃう。
まあ、この凄みがある感じってのは裏設定があるからで、それはまた別のお話（「王様のレストラン」風）
原作のチョソンはもうちょっとくだけてるというか、ヤキモチやいてムキー！みたいになったりと感情豊かで、こっちのキャラだったらそこまで違和感なかったかも？
チョソンがユニに惹かれるのは自分を人として丁重に扱ってくれたからというのがあるのはわかるんだけどね…。
これでユニがもっと背が高くて大人っぽい感じだったらよかったのか？でも、そうすると肝心のソンジュンとのバランスが…あー難しい！（なぜ私が悩む？）
一方、ヒョウンは逆にかなりガタイがいいというか、背もソンジュンとほとんど変わらない！
いやまあ、別に同じくらいの背でもいいっちゃいいんですけど、これはこれでまた…ああ、難しいｗ
そんなヒョウンですが、ソンジュンとの出会いのシーンはコミカルで良かった！
下着姿のあられもないヒョウンと目が合ってすかさず戸を閉めるソンジュン（紳士！）
ふー、とりあえずセフセフ（この閉めたときの姿勢と安堵感が笑える）
…と思ったら、ゲッ！また開いた！
そしてさらに、250万乙女のハート鷲掴みにした（はずの）ソンジュン様のハイライトシーン！
こけそうになったところをサッと抱いて助けてくれるソンジュンに、まるで物語みたい…とヒョウンもうっとり。
ここ、倒れこむ角度とかカメラの位置とかめちゃくちゃ細かく設定しただろうなあ…ｗ
頭の飾り（ペシテンギ）はヒョウンの子どもっぽいキャラクターの印象を作るためにつけてるそうで。
こういう衣装や小道具のおかげでヒョウンのキャラ設定はだいぶ助かってる感じです。
しかしまあ、ほんとうに実際もこういう密命あったんですかね？
ヒントは教養がないと解けないようになっているけど、要は夜這いしろとか下着取ってこいとか…エロ学生の悪ふざけではｗ
国家の将来を担う官僚候補生がこんなんでいいのかｗ
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一方、チョソンに会うために牡丹閣（モランガク）にやってきたユニは兵曹判書とも会ってしまいピンチ！
当然「あれ？お前どこかで…？」ってなるんですがｗ
確信が持てないのは、あの御簾越しの対面のおかげじゃないの？ねえ？
ここであの１話のシーンが効いてると私は思ってますよ。
「男なんかに心は捧げない、手助けなんかもしない」とマイポリシーを語っていたチョソン姐さんでしたが、ユニ（ユンシク）の紳士ぶりにほだされて協力してあげることに。
ここでチョソンがお礼にと詩を贈るくだりが好きです。
「ファン・ジニ」なんかでも描かれてたけど、この時代女性が漢詩を読むって相当な教養なんですね（漢字を読める女性がそもそも少ない）。詩を詠み合うってめちゃめちゃハイクラスなやりとり。
それを披露することでチョソンが他の妓生とは格が違うこと、ユンシクに特別な思いを持っていることが現れてていいなあと思いました。
そんなわけでユニは密命を見事クリア！
一方ソンジュンはヒョウンのことをかばって密命は解けなかったと虚偽申告を。
確かにいくら頼まれたからとはいえ、学生の余興とはいえ、結婚前の両班のお嬢様が男性と夜に逢引きしてたなんて世間に知れたら、まあそりゃ…。
ひとまず「お前らは小学生か？」みたいな罰ゲームをソンジュンが受ける寸前でユニが助け舟を出して事なきを得ます。
ユニがソンジュンお得意の「原則」を引用して「助けたのは自分の原則に従ったまで」と言うところ、してやったりって感じで可愛い。
そしたら今度はソンジュンが「余計なことして…」と憎まれ口をたたくんだけど、どういう形であれユニが助けてくれたこと、内心嬉しかったんじゃないのかなー。でないと、こんな言葉出てこないよね。
「願いがあれば言ってくれ なんでも最善を尽くす」
ありがとう、そんな…私のために…(´；ω；`)（お前じゃない）
こういうところは素直なんだよなーと好感度アップｗ
別にスレてるわけじゃなくて、むしろ純粋でまっすぐに育てられたゆえの気難しさ、周りとの溶け込めなさなのかなとも思ったり。
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ヨリムも敵か味方かわからない感じでミステリアスなポジションにいたけど、先輩たちからの愛あるイジメをクリアしていくユニやソンジュンのことを一目置くような表情をするように。
意外とやるじゃん、みたいな？
このあたりの表情を監督さんもすごく褒めてましたねー、脚本を読んで想像してた通りの表情だと。これ結構な誉め言葉ですよ。
ソン・ジュンギは、あまり演技の上手下手がわからない私でも巧いなあと思うシーンがたくさんあります。
正式に演技を勉強したわけでないらしいけど、天性のものなのかなあ？
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新榜礼も無事に終わり、それぞれ部屋に戻る学生たち。たぶんこの時点で深夜1時とか2時くらい？
あとは寝るだけ～…なんだけど、横になるどころか着替えの時点ですでにユニは困って固まってるという。
事情を知らないソンジュンから「（服を）脱ぐんだ」と催促されて異様に動揺するユニｗ
ソンジュンはさっさと寝間着に着替えて灯りを消して就寝しようと（原則どおりに）主張してるだけなんだけど、このユニが着替えるのを待っているときの体勢がさあ…
もう、なんか嫌がる女の子を手籠めにしようと先に布団に入って待ってるエロ親父みたいで…ｗ
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さあ、そしてお待たせしました！
コロ先輩ことムン・ジェシンとのご対面でーす！
とは言ってもユニはちょいちょい会ってるという…w
てか、ついさっき会いましたよね？うん？
えー、いやー、誰だかわかんないなー（棒）
それはさておき、ユニは暴漢から助けてくれた人だと気づきます。
自分の本当の姿を見ている人物にまさかここで出会ってしまうとは…ええ、ドラマだからね！w
でも幸いジェシンはすっかり忘れているよう。
ジェシンの「꺼져！（消え失せろ！）」の台詞、ビハインド映像でNGかかって何回も怒鳴るユ・アインが大変そうでしたw
ちなみにこの言葉「使ってはいけない韓国語」らしいので真似しないようにしましょうｗ
結局この日はもう遅いからと休戦。
老論と隣になりたくないとジェシンから無理やり真ん中に寝場所を決められてユニはふたりに挟まれて寝ることになったのでした。
この寝場所のことで、その後あれこれ諍いが起こるのをこの時はまだ誰も知る由もなかったのだった…ｗ
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まったく一睡もできなかったわー、プンプン！…とはならず、ユニたん、やっぱり肝が座ってるというか、結局グースカ寝ちゃいましたw（いろんなことがありすぎて疲れたのよね…）
すごい寝相で寝ているユニを跨ごうとして行儀が悪いと思い直したのか、ソンジュンが布団に戻そうと抱き起こすと、ユニが目を覚まして、お互い見合わせてびっくり…いやーお約束ですねーいいですねーw
このシーンもね、アングルが素晴らしいんだわー、萌えるわー。
てかさ、でもさ、普通ここまでする？
同性の同室生が寝相悪いからってこんな抱き起こし方する？
もうすでに何か特別な関係性を匂わしてますよね？
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とりあえずテムル（大物）というあだ名も頂戴することとなったりして、学園生活に溶け込みつつあるユニ。
ちなみにテムルはダブルミーニングですよ、「器が大きい」の大物と「あそこが大きい」の大物と…女の子につけるあだ名じゃないよね…w
そんなあだ名をからかうソンジュン。
このときの「テームル」って言い方がほんと最高ですｗ
しかし学園ドラマでは欠かせない意地悪グループ（チルクム４人組という名称が一応あるらしい、テーマソングもあるｗ）がちょっかい出してきて、お前がソンジュンに西斎に移るように働きかけろ、と面倒くさいことに。
なんでも願いをきいてくれるって言ったよね？
じゃあ、西斎に戻って
…ってユニがソンジュンに頼んだところで
ちゃじゃった ね～さら～ん♬
はあ、いいよねえ。この静止画のエンディングもすごく好きです。
