【つまみ食いレビュー】成均館スキャンダル 12話【ネタバレあり】
My Favorite Scene in LESSON 12
TITLE「寸止め in the island」
正直に言いますが
私はキスシーンとか、そんなものははっきり言って
だーーーい好きなんですけど
寸止めのシーンは
もっとだーーーい好きです。
ラブストーリーでこれがあるとたまらんってなりますね、というか寸止めのほうがエロチックに感じます。
というわけで今回のお気に入りはこちらに決まりです!
しかもシチュエーションが「無人島でふたりきり」、もう出血大サービス。
これも恋愛ドラマでは人気の設定。
とにかく「閉鎖された空間にふたりきり」というのはドキドキしますね、視聴者側がねw
大人気の「愛の不時着」でもありました、確かどっかの廃校みたいなところ。
古典(?)だと「花より男子」とかも。雪の山小屋だったか?映画版ではトロピカルな無人島もありました、そういえば。
たまにエレベーターに閉じ込められて…みたいなものもありますけど、これだとちょっとサスペンス要素が出てくるというw
でもって、だいたいこういうシチュエーションって基本
何も起きません
でも人間の心理って面白いもので、今から何か起きそうなもののほうが興奮するみたいです。
触ったらダメと言われたら触りたくなるようなもんですかね。
まさにソンジュンがこれ。
男であるユンシクに触れたい、ドキドキするなんておかしい、そんなことはありえない…と自分を抑制していたがゆえに、ますますその欲求が高まってしまったという。
そんな寸止めシーン、普通のキスシーンとは違う魅力もあり、また難しさもあり…だと思うのですが、さすがこのドラマの演出チームは期待を裏切りません。
めっちゃ素敵なシーンに仕上げてくれました、ありがてえ、ありがてえ。
このときのユニが煤だらけの顔になっているのがいいんですよね。まあ、ミニョンちゃんは煤だらけでも可愛いから(身も蓋もない)
こんな状態になっても、というかこんな状態だからこそキュンキュンきちゃったんでしょうなあ。
自分のために慣れない枝拾いなんかして、顔も手も汚れちゃって…。
自分の心ひとつ思うようにできない
こんな僕が同室生で、苦労が多いな、キム・ユンシク
今までソンジュンは自分の心なんてコントロールできて当然でしたもんね…。ユニにというより自分に向けて言っているようでもあり。
それで「自分にも役に立てることがあって気分がよかった」なんて言われて、そのまま無防備に目を閉じた可愛い寝顔を見たら…そりゃ理性もなくなります。
最初はこのシーン、ちょっとアングル苦しくない?と思ったんですけど
うまいこと自然に接近していって、とてもロマンチックに仕立ててくれました。
夜が明けるか明けないかくらいの暗さがまたいい感じで。
この吸い寄せられるように近づいていく感じ、私の萌えの血中濃度が爆上げですw
あとはこのスーパーウルトラエクセレントな斜め45度のフェイスを静かに堪能しましょう。
いやあああ、めっちゃかっこええええ(うるさい)
マジで私、このあたり体感的には1000回ぐらい観てます、それもあらゆる再生速度でw
我に返ってテントを飛び出すソンジュン様。
川岸に一人立ち、胸をどんどん叩いたりして…かなり重症のようです…。
そこへヒョウンがヨンハと共に島に到着して、ソンジュンを見つけるや抱きついてくるんですが、もはやされるがまま。
お姫様だっこに引き続き、また私の愛の説教部屋行きですわ…(#^ω^)ピキピキ
そして、やっぱりお約束どおり遠くからその様子を見てしまうユニ。
こちらも何も言う気力もなくテントに戻ります。
ヨンハはそんなふたりを見て、未遂にしろそうでないしろ、何かあったなーとピンと感じたようで。
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話は冒頭に戻って。
島にふたりきりにしてしまったことで怒り心頭のジェシンから一発お見舞いされちゃったヨンハ。
島に渡る手段もなく翌日まで待たないといけないことがわかって大泣きのヒョウン。
またタイミングよく雨が降ってきて…。
このままここで待っててもしかたないので、ヨンハとヒョウンは船着き場近くの食堂へ。
ソンジュンの気持ちが自分に向くのを待てなかったせいだ…とヒョウンは反省しきり。
まあ、そそのかしたヨンハも悪いw
ジェシンのほうには船を手配して朝一番に助けに行くから、となだめたヨンハですが「でも、何がそんなに心配なんだ?」とからかうのは忘れません。
その頃、ソンジュンとユニは雨の中、テントを立て直し中。
ソンジュン様、キャンプもできるのかよ!
温室育ちのお坊ちゃまで力仕事はなんでも人任せかと思いきや、意外にもアウトドアでワイルドなところを見せてくれて私も大興奮。
俺にまかせろとばかりにテキパキと一人で作業し
さっとユニをテントの中に入れてあげる姿に惚れ惚れ
…と思ったら謎の発熱ですw
さっき、水に浸かったせいと思われ。
戦力外となったソンジュンのかわりに、今度はユニがせっせと働きます。
伊達に一家の大黒柱をやってきてません、ほんとにユニたんはサバイバル能力が高いわw
薪のために木の枝を拾い集め、火をおこし、上着もかけてあげて、体もさすってあげて…なんと甲斐甲斐しい。
しかし、ほんとに何をしに来たんだって感じですよね…w
そうこうしているうちに熱が無事下がったソンジュン、傍らではユニたんが疲れて眠ってました。
その顔は煤で汚れていて…思わず手を触れようとすると、はい!起きたw
すると、ソンジュンの第一声が「僕は何もしてない」。
なぜそれなの!?
かえって怪しいでしょうがwww
しかも、そこからまた説教モードに入ります。
こんな大量の薪で島まで燃やすつもりか…ひとりで枝を集めたりなんかして足を滑らせたらどうするんだ、なんでそんなに考えなしなんだ…くどくどくどくど…。
以前のユニならソンジュンの説教モードは鬱陶しがってたはずだけど、今や「いつものソンジュンに戻ってひと安心」になってます。もう付き合いの長いカップルの境地やん。
ふいに額に手を当てられて固まってるソンジュンが可愛いw
ひとまず落ち着いたふたり、ポツポツと会話を始めます。
ユニが気になるのはやっぱりヒョウンへの気持ちのことで。
それとなくどこが気に入ったのかと聞き出しますがソンジュンは「考えてみたこともない」と。
なんと愛想のない返答w 朴念仁もここに極まれり、という感じです。
なんで?こういうこともあるだろ?
誰かを思うと胸がドキドキしたり、何度も考えたりとか…
ささいなことで気持ちが晴れたり曇ったりとか…
それでもとにかく会いたいとか…
ユニたん!今、ソンジュンがあなたに対してその状態なのよ!
と言ってあげたいとこだけど、ユニは自分のソンジュンに対する思いをなぞってるんですよね…。
それを聞いて、ソンジュンは「そんなふうに思う人がいるのか」と。
うーん、微妙にすれ違ってますなあw
一応、結婚にはまだ興味ないようでちょっと安心しちゃうユニ、いじらしいですね。
そしてこの後、はい、例のアレです!
こおろぎのシーン!!
虫(こおろぎ)を怖がるユニにソンジュンがいたずらをするんですが、完全にアドリブなのがわかるこのくだり。
「思ったよりおいしいよw」(食べたことあるんかい)
「実は僕もちょっと怖いw」
ユチョンもミニョンちゃんも素で笑ってしまってます。
8話で「この回の入浴シーンはサービスカットではない、必然のシーンである」と力説しましたが、このこおろぎのシーンは完全にサービスですw
監督さんはこの部分の編集にはタッチしてなかったそうで、オンエアを見て「ここ使ったんだ!」とびっくりしたとか。
放送後は賛否両論だったらしくw
まあ確かにソンジュンのキャラが崩れてしまうと言えばそうなんですけど、ここはひとつ私のようなソンジュン(ユチョン)ラブ人間に免じて許してくだされ。
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翌朝、ヒョウンを迎えに来たヨンハ。一緒に馬に乗って船着き場へ。
島に渡り、無事ソンジュンたちと合流して都に戻った4人。
ジェシンはひとり成均館で待っていましたが、心配で一睡もできなかったようで。
そこへヨンハが現れ
昨日の雨風のせいでどうやらまずいことに…
島のどこにもテムルの姿が…
そういって大げさにオイオイと泣き真似をw
ジェシンも10年来の親友ならちょっと気付け!
すっかり本気にして大変だ大変だとばかりに走り出したら
先輩、そんなに急いでどこへ行くんですか?
ヨンハのほうを振り向くと
まんまとやられましたw
ユニに中二房に戻って休むように言って別れるジェシン…と思ったら。
もうね、ここからのカメラワークが超最高なんですよ~!
そのままユニに背を向けて歩き出すジェシンにドリーイン(カメラごと接近)していき…
追いついたらグッと回り込んで顔のアップ!何か心を決めたような表情で停止。
と、そこからカメラはユニのほうへ向かうジェシンに。
そしてこの台詞です。
お前、これからは俺の目の前にいろ
どこに行っても何をしても、俺の目の前に必ずいろ
頭がおかしくなるかと思ったんだからな
…コロ先輩のファンの人、大丈夫ですか?息してます?
いやー、ここマジでいい!ジェシンもかっこいいし、演出もかっこいい!
字幕では「気が気じゃないから」ってなってますけど、原語のニュアンスは気が変になりそうとか頭がおかしくなるかと思ったとかのレベルですからね、もっと激しいw
もうこれは完全に告白じゃないですか。堕ちる人続出にもなるわ。
「テムル」と言いかけて、言えなくなっちゃうのもいい。だって、好きな女の子にテムルなんてあだ名、もう言えませんよねw
ひと晩、一緒にいたことでますます思いが募ったソンジュン。
ひと晩、離れたことでますます思いが募ったジェシン。
一人の女の子をめぐる対照的な描き方がにくいですな。
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一方ソンジュンはヒョウンを家まで送り届けに。
成均館で行事があるけど、ソンジュンが来るのを嫌がるならやめておくとヒョウン。
それに対するソンジュンの答えがYESなのかNOなのかよくわからん言い回しでw
ここでポドゥルがソンジュンの口真似をするのが面白いです。
”法度(道理)には外れていません”
は?来ていいわけ?だめなわけ?
はい、仰るとおりですw
もちろんヒョウンは「待ってるから来てもOK」と取りました、目でそう言っていたとw
ポドゥルとヒョウンのやりとりも面白くて好きなんですよねー。
ポドゥル役のソン・ヒョンジュさんはお笑い芸人で、これが初めてのドラマ出演だったとか!
でも、すごく味のある演技しますね。
ソンジュンは島でのあの未遂事件がかなり自分でも大きかったみたいで。
迎えに来たスンドルに何か言いかけるも「いや、いいんだ」
はあ、この悩める表情のソンジュンのかっこいいことよ…こういう顔がマジで上手で似合ってるのおお。(鑑賞タイム)
でもってソンジュン、成均館に戻ってどうしたかと思えばなんとヨンハに人生相談!
よりによってヨンハを相談相手に選んじゃってる時点で相当バグが進んでるんですが…w
でも、ここのくだりがまた最高なんですよー!!
自分の留守中に部屋に入って待ってたソンジュンを見て「礼と法度を守るカランがどうした?」とヨンハも面白がって。
예(礼)、법도(法度)、원칙(原則)
というキーワードがソンジュンのキャラクターのポイントなんですけど、これ15話の大事な大事な(ほんとに大事なので2回)場面で効いてきますからね!
「先輩のおっしゃるとおり、男なら誰でも皆、女人を好きになるのが世の法度(道理)ですよね…?」とソンジュンが恐る恐る尋ねると
아니 ?(いや?)
いきなり思いがけないパンチで返しをしてくるのがヨンハならではですね!
それは男の本能ってやつだよ~なんて、ますます混乱させることをw
意外な返答にソンジュンも面喰らい。
しかし…まだそんなに親しくなってない女人より、気心の知れた友人のほうに親しみを感じるのは当然の道理ですよね?
つまり…兄弟のような気持ちが起こるというか…
もうここまで言ったらヨンハはすっかりわかっちゃったでしょw
「近づきたいとか?触りたいとか?」とニヤニヤ。
図星過ぎて言葉を失うソンジュンw
「自分もコロにそんな気持ちを抱いたことがあるよ」なんて言いながら、ヨンハが赤い表紙の本をソンジュンに渡します。
俺がそういう悩みを持ったときに安らぎをくれた本だ
ひとりで読めよ、あまりに感動的で涙が出るから
何かと思えば…
この顔!!!www
ヨンハが大好きな春画本でした。
まったくあの先輩は…とばかりに突き返しに行こうと2歩くらい進んだところで
止まったwww
そして改めて中身を確認して…
Uターンです
ちゃんと持ち帰りましたwww
あー面白いw あー楽しいw
こんなソンジュン、ヨンハじゃなくてもおちょくりたくもなるわ。
この赤い本、1話の冒頭で出てきた本でしょうかね、ユニが筆写したやつ。
ということは、ユニはこういう類の知識は一応知ってるということでw
この「安らぎをくれる本」 は今後もいいところで出てきますからね~、お見逃しなく!
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そして、話は杖打(チャンチギ)大会に。
どうもゲートボールとハンドボールを足して2で割ったような競技の大会があるみたいで、原作にも出てきます。
毎年負傷者が出るほど荒っぽいスポーツのようで。
しかし、何かと行事が多い学校だなw
この杖打大会、例年なら東斎と西斎に分かれて対戦するものなんですが、インスの提案で今回はくじ引きでチームを分けましょうと。
その結果
ユニとジェシン VS ソンジュンとヨンハ
という組み分けに。
あらら、四人衆が別れちゃいました。
ま、もちろんこのくじにはトリックがあって、インスによるあからさまな四人衆の分断工作ですね。
このあいだの旬頭殿講のことといい、特にユニへの恨みつらみがたまっているようで、何やら企んでますが。
大会に向けて学生たちはそれぞれ練習に。
でも可愛いユニたんにやっぱり甘々になっちゃうジェシンw
練習場に来たソンジュンはジェシンとユニが仲良さそうに練習しているのが気になりすぎて、挨拶しにきた色掌(副生徒会長)も無視!
こら!ここはちゃんと挨拶しなさい!w
また離れりゃいいのにw、ジェシンとユニの隣で練習を始めます。
しかし、手ほどきという名のふたりの親密ぶりにまたもイライラ。
ついにスティックみたいなものをバチコーン!と足元に投げつけて立ち去ってしまいました。
無人島で自虐的に「自分の心ひとつ抑えられない」なんて言ってたけど、ほんとにそのとおりになっちゃって。
ユニが心配して様子を見に来たら姿を隠してまた胸をおさえるんですよ、どんだけドキドキしてるの!
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さてさて、杖打大会の前日には「入清斎(イプチョンジェ)」という行事もありまして。
ヒョウンが行ってもよいかと尋ねていたアレです。
この日だけは女人禁制の成均館が一般にも開放されるということで、ヨンハ曰く「これがあるから成均館に残っている」とまでw
見学会というか前夜祭というか?
この入清斎のエピソードがまたハラハラドキドキヒヤヒヤキュンキュンな見どころなんです!
そんなわけで入清斎の日、あちこちから成均館に人がやってきます。
ヒョウンだけでなくチョソンの姿も。
貸本屋の主人は館内案内図を作って販売中。商魂たくましい!
学生たちはみなそれぞれ面会したり、女子を案内したり。
でも案内される女の子はみなヨンハに引き寄せられていくw
ドヒョンは妻子が会いに来た?と思ったらどうも訳ありの相手らしく…w
ソンジュンに無視されたあの色掌はおばあ様でもいらしていたのでしょうか、最も丁寧なお辞儀でご挨拶してます。
ビョンチュンには妹が。
お兄様のおかげで母親の薬がもらえて助かっている、なんて言ってるので、どうも彼もユニと同じような境遇なのを匂わせてますね。
チョソンはというとインスにつかまってました。
結構インスもね、チョソンに関してはちょっといじらしいというか、一途なんですよね。
だからこそユニ(ユンシク)が党派がどうこうだけでなく恋のライバルとしても気に入らないと。
ここで「父親の兵曹判書が10歳くらいのチョソンを連れてきて、以降面倒を見ていた」という設定が明らかに。インスはそのときから好きだったらしく。
成均館で一番良い景色を見せたかったと言ってますが、まあチョソンのつれないこと。
そしてユニママも成均館に!
ママはユニが入学する前にも新榜礼のための供物をちゃんと準備していたり、礼を尽くせば先輩方もきっとよくしてくださるなどアドバイスをしたり、何気に学校に詳しい感じでしたが(2話参照)
パパがそこの博士だったのだから、事情に通じていたのも当然ですね。やっぱりこのための伏線でした。
ママにとっては複雑な思い出もある場所だったことでしょう。
そこに自分の子ども、それも娘が入学するとなったときどんな気持ちだったかと思うと…そりゃママも苦悩しますわ。
と、その前にママはチョン博士とご対面。亡き夫の弟子と久々の再会となりました。
ここでの博士とママのやりとりは結構重要でして。
今後の展開のベースにも関わることろであり、また当時の時代背景の説明にもなる部分だと思います。
「天主教(キリスト教)では男女は平等だと説いています、いつかこの国も…」
「師匠(ユニの父親)は多才な娘のために新たな世を願っていました」
この博士の台詞にあるように、チョン・ヤギョンは当時、西洋の思想や実学を取り入れた改革を目指した学者でした。
チョン・ヤギョンの先端を行く思想は、望遠鏡をはじめ変わった道具を所有してたり、授業で手品を披露したり、劇中でもちょっとその片鱗が出てますよね。
理想の国の実現に向けて、ユニたちのような若者に未来を託したいというドラマのメッセージの現れのようなシーンでもあると思います。
男女有別をもとにユニが成均館に入学したことを咎めたりもしますが、チョン博士はけして頭ごなしに認めてないわけではないんですよね。
その後、ママに面会したユニは当然ながらパパのことを問いますが、ママは口が堅い。
「いつか思い出話をするように話してあげる」という台詞がいいですね。ママの台詞はいつもひとひねりあって好きです。
そのあと尊敬閣でひとり本を読んでるユニ、そこへジェシンが来て一緒にご飯を食べに行きます。
入清斎のときは野外にレストランが設営されるみたいで、この日は食堂も閉まってるとのこと。ほんとに現代の大学の文化祭って感じw
「情けないですね、会いに来る女性もいないなんて。心に思う人もいないんでしょう」なんてユニがからかうと
だからお前とこうして飯を食べるんだ
これ、受け取りようによってはすんごい殺し文句だと思うんですが!
しかも真っ直ぐに見つめたりしながらですよ?
ユニがわかってないのが、くううううって感じですねw
しかしジェシンの周りに女子たちが寄ってきちゃって退散。
ひとり残されたユニにヒョウンが相席しようと誘うのですが、そりゃユニも断りますって。
だってそこにはソンジュンが~!
ソンジュンとは無人島の一件からなんだかぎこちないままで。そこへチョソンまで登場です。
かくして、ユニ、ソンジュン、チョソン、ヒョウンという世にもおかしな四角関係ができあがりw
このときのレビューで言ってたやつですw
12話でこの4人がひとつテーブルのもと集合して合コンかダブルデートみたいな様相になるくだりがあるんですが、これがなかなかエグいのなんの…w
とりあえず私が三日三晩ぐっすり寝ながら相関図を作ってみました。
さあ、ここからはもう心理戦ですw
疑惑と嫉妬と当て擦りが混じったバトルですわ。
「キム・ユンシク、君は女人が嫌いだというけど、そうじゃなくてチョソンが好きなんだろう」とソンジュンが左ジャブ打ってきたと思ったら
「大科(科挙の試験)に受かるまで結婚しないとか言ってたけど、こんなかわいい人がいるならきっとイ・ソンジュンの心も揺れてるだろう」とユニが右フックかましてきたり。
ヒョウンはヒョウンでユニ(ユンシク)が自分に気があると勘違いしたり、チョソンがソンジュンに色目を使ってると警戒するしw
こんな具合でカオスな空気が流れたところに、チョソンが口を開きます。
今日この場に私はいるべきではなかったようです
若様(ユンシク)の心にいらっしゃるのは私ではありません
その方を私が当ててみてよいですか?
さすが人気の妓生は読みが早い。
ソンジュンとユニの様子を見て何かピンときたようで。
そして立ち上がり、何をするかと思えばソンジュンに近づいてきて…
…ソンジュン、私の愛の説教部屋行き(数日ぶり3度目)、確定です。
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監督さんが言ってましたが、当時リアルタイムではソンジュンとユニのラブロマンス部分の進みが遅いとか足りないとかの視聴者の声もあったそうで。
でも、このあたりから展開し始めたことに自分は不満はない、と。
以前触れたように、ふたりの友情に近い関係や絆をここまでにしっかり描いたことはこの先の恋愛パートがより盛り上がる大事な要素だと思うので、私も監督さんに賛成ですw
ちゃんとプロットが考えられてのことですもんね、ぐっと抑えてきただけあって、ここからすれ違いに誤解にと、いろんなキャラの思いが複雑に絡んできて盛り上がります!